モダンスイング 21

欧米打法の伝承

あと 10 Y 飛距離を伸ばしたい

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無駄な動きをなくして効率良いタイミング



 

Question

私は 20 年以上ゴルフしているのですが、年齢とともに飛距離が落

ち、ホームコースで 2 打で届かなくなっています。

あと 10 Y 出せれば乗るのですが、どうしたら飛距離を伸ばす事が

できるでしょうか?

 

Answer

筋力や効率で伸びる事があるのですが、筋力は老化とともに衰え

てきて鍛えると言う方法もあるのですが、回復力が落ちて来ます

ので体や腕を傷める事があります。

 

したがってまずは効率を上げる方法をご紹介致します。

アイアンで 120 Y 平均出している番手で、時々 140 Y とか出てし

まうことがあります。これが効率です。

 

特に力を入れたのでもなく、打ち下ろしや追い風ではないのに、

やけに捉まりが良く、スムーズに真芯に当たって飛距離が出るの

です。

 

これは普段の飛距離は効率が悪かったと言う証拠で、たまたま偶

然タイミングやバランスが良く、ブレやズレがなくて真芯に当た

るなど、偶然によって異常に飛距離が出るのですが、これが本来

の飛距離なのかも知れません。

 

この球を再現する事で力を入れたり筋トレする事なく、飛距離を

伸ばす事が可能です。

ただ、そのためには基本に戻って教科書通りにできているかどう

かの見直しが必要です。

 

最初に縦の落下力が使えているかどうかです。
これは切り返しからすぐに肩を開かず、まず引き落としてから回

転をすると言う順序のタイミングです。

基本はバンプ、ダンプ、ターンと言う昔からの指導です。


意外にこれができていない人が多く、フェイドが持ち球だとか言

っている人はほとんどが出来ていません。

肩が先に開くと横の力で振る事になります。
ところが肩を開かないと後ろを向いたまま縦に落とす事ができ、

その力は重力と一緒になってかなり楽にパワーが出せるのです。

 

次にレイトヒティングです。
リリースをできるだけ遅くする事でスイング速度はそのままでも

ヘッド速度が速まります。

 

コックしたトップからアンコックするタイミングを遅らせて、ギ

リギリでリリースする技術です。

これが「グリップエンドの刺し」です。
手首を柔らかくしてワグリングしながら打つようにヘッドを後か

ら遅らせて手とヘッドの間の時間差を作る方法です。

 

また、上げ置きによって体と腕との時間差を大きくしてダウンス

イングをするなどのタイミングを調整して弓やムチの効果を使う

だけでも飛距離が伸びるかと思います。

これらはいずれも力ではなく、タイミングです。


スイングの仕上げには方向調整、バランス調整、タイミング調整

や精度を上げて完全に定着させると言う作業が必要ですので、こ

れらを行っていない方は未完成であり、仕上がっていない内に小

さくまとめていただけなのかも知れませんね。