弾道の法則とは

 

 

Question

 

打球には決まった法則があると聞きました。

その原理を教えて下さい。

 

Answer

 

球質は 9 種類に取り合えず分けられます。

これらはヘッドの軌道とフェイスの向きで全て

が決まります。

 

1 ストレート

2 ストレートドロー

3 ストレートスライス

4 プッシュ

5 プッシュスライス

6 ドロー

7 プルストレート

8 プルドロー

9 フェイド

 

ヘッドの軌道で出球方向が決まり、フェイスの

向く方向に曲ります。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=N2q4NRSmvic&t=26s

 

 

逆芽、左足下がりの寄せ

 

 逆芽は芝の抵抗が強い

 

Question

 

グリーン回りの寄せが上手くいきません。

特に逆芽とか左足下がりとかですが、球が浮い

ていないと打てません。

アプローチのコツを教えて下さい。

 

Answer

 

まず、コツとか言うレベルではない事を認識し

てください。

外科手術はコツでしょうか?

サッカーのコンビネーションゴールはコツを聞

いただけで出来ますか?

 

ゴルフでは寄せワンは非常に重要です。

そして芝質や距離、ライなどによって打法が違

います。

 

逆芽はハンドレイトでバウンスを使ったポップ

アップ系のロブやフロップショットです。

これはヘッドスピードを上げて芝ごと刈るので

すが、 58 度で球を左に置いて高く上げます。

 

特に普通のコースではさほど厳しい状況ではな

いと思いますので、ハイピッチでヘッドを走ら

せて打っても出る場合もあります。

これを普通にローチップなどで打てばザックリ

でチョロや半分ショートと言う結果になり兼ね

ませんので、ヘッドを走らせる打法だけでも練

習する必要があります。

 

また、10 Y 程度ならばパティングチップと言う

打ち方があり、パターのようにウエッジを握っ

てヒールを持ち上げ、トウだけ着地するように

振ってトウ側の芯を外した部分で打ちます。

 

左足下がりは球が上がりにくいので、上げてす

ぐに止めるのは困難ですので、45 度ほどオー

プンにアドレスし、傾斜を半分に減らして打つ

事もあります。

プロも試合ではパターで転がしたり、オーバー

10 m 覚悟で打ったりしますが、基本はバンプ

アンドランです。

ところが最近は左足下がりでもポップアップで

高く上げて寄せる選手も出て来ました。

 

まだまだいろんなケースがありますので、まず

はそれぞれの打法を練習場でマスターし、それ

から現場で慣れるしかありません。

 

打ち方も分らず練習場で練習もせず、いきなり

本番では上手く行くはずがありません。

しっかりと練習場でそれぞれの打法で思ったキ

ャリーが出せるようになりましょう。

 

 

 

 

 

 

右肘は締めて打ちますか?

両脇とも締めたまま

 

Question

 

ドライバーですが、ダウンスイングで右肘は締

まって打つべきですか?

当方左に大きく引っ掛ける癖があります。

即 OB 級です!

 

引っ掛けない方法あったらアドバイス下さい。

ドライバーのみ引っ掛けます

 

Answer

 

スイングを診てみないと分かりませんね。

あまりにも原因が多いので特定が必要です。

 

ドライバーのみだと言う事はフックフェイスで

重心距離が短いとフェイスローテーションが早

くなって引っ掛ける事があります。

 

引っ掛けと言っても芯に当たって左に真っすぐ

に飛ぶのか、真芯に当たって真っ直ぐに出てか

ら左にカーブして行くのか、またはヒール引っ

掛けで低い球でチーピンになるのかなど、球質

によってそれぞれに原因が違います。

 

全ての番手で左に真っすぐの引っ掛けでしたら

インパクト時の体の弓の曲線が足りない事が考

えられますがドライバーのみとの事ですので、

道具やスタンス幅が広過ぎないかを確認する必

要があります。

 

もちろん右脇も締めて、懐の三角形はトップか

インパクト寸前まで同じ形で崩さずにおろし

て来るので固めたまま右肩を下げ、左肩を上げ

インパクトの形を作ります。

 

可能性として大きいのはスタンス幅に対して体

重移動が少ないも原因の一つです。

右軸でその場で打つのではなく、切り返しで重

心移動をして、ある程度左に傾いた状態から引

き落としをすると腰の位置は左の壁近くまで移

動して弓の形が出来ます。

これがスタンス幅が広すぎると充分に左に腰が

移動しない事で弓が小さくなってしまいます。

 

また、球の位置が左過ぎると引っ掛けますので

その場合はフェイスをほんの少しだけ開いて握

る事でインテンショナルフェイドになりますの

で、球を内側に置くかフェイスを開くかのチョ

イスとなります。

 

あるいは左側に引っ張っている場合も引っ掛け

るので、その場合は目標右方向の天井にヘッド

を先送りして左手首を背屈にしてフリップさせ

ると治る事があります。

 

いつまでも両脇を締めたままフォローを取ると

左に引っ張ってしまって引っ掛ける事がありま

すので、インパクトからはアウトに出す動きで

ハイフィニッシュを目指してみて下さい。

 

また、左肩を上げてハンドアップでインパク

する事で引っ掛けが治る場合もあります。

これは打ち方によるライ角調整です。

 

インサイドイン打法は左の低い位置に引っ張り

ますので良く引っ掛ける事があります。

水平にレベルで打てとか左に振り抜けと言われ

て良く引っ掛ける人が多いので要注意です。

 

 

 

 

 

持ち球は 9 種類

自在に曲げ球を使うのが本物のゴルフ

 

Question

 

そろそろ持ち球を決めろと先輩に言われたので

すが、欧米選手は色々な球を打っています。

どれか一つにしないとダメなのでしょうか?

 

Answer

 

その先輩は恐らく持ち球説を信じて小さくまと

めるゴルファーかと思います。

学生時代に一時的に学生生活を楽しもうという

のでしたらその方がスコアは早く良くなる可能

性は確かにあります。

 

ところが、ゴルフは学生時代だけではなく生涯

を通じてのライフワークになる事もありますの

で、生涯続けたいと言う方はもっと上を目指し

た方が結果的に早く上手くなります。

 

すぐにスコアアップして誰よりも早く上達した

いと思うと、どうしても器の小さなゴルファー

になって行き、途中で限界が出て来てそれを乗

り越えるにはまた最初からやり直しになる事が

多々あります。

 

欧米に行って飛距離のなさを痛感し、スイング

をいじって崩してゴルフ自体を辞めてしまった

人が何人もいます。

 

最初から飛距離が出る打法で固めてからプロに

なれば良かったのですが、先を急いでしまった

ために滑落するのです。

 

日本は欧米に比べて歴史が浅くレベルが低いの

は、飛距離を出す技法や番手間の縦距離を出す

技法、また曲げ球などの引き出しを習得する教

科書がないからです。

 

質問者さんは欧米ゴルフをご覧になっておられ

るようですので、その違いを感じておられるの

だと思います。

最近は素人でも見て解る部分が露見され、レベ

ルの低い指導では満足できずに炎上するような

事が起き始めて指導を辞めてしまった人もいる

くらいです。

 

どうしても持ち球説を唱えるのでしたら、持ち

球は 9 種類だと考えて、それは将棋で言う駒と

して揃えるのが本来のゴルフなのですが、経験

と感覚だけで独学で上手くなった人達にはとて

も模索して探し当てる事が出来ない高度な技術

が多過ぎて、どうやって欧米に追い付けるか悩

んでいるようです。

 

早くトップレベルに上達されたいのでしたら、

世界レベルの高等技術を習得する事です。

 

 

 

 

 

トップでタメを作るとは

 

  逆捻転でエネルギーをタメる


Question

 

トップでタメを作るとはどういう事ですか?

 

Answer

 

タメとはエネルギーを貯める事で張りのパワー

と定義します。

筋肉は伸ばせば縮もうとしますので、その力を

使う事で飛距離を出します。

 

これは力ではなく、筋肉が伸びると張りが出来

る事で勝手に元に戻ろうとするエネルギーなの

で本人は力は入れていません。

したがって、いかにこの張りを作るかでどこま

でエネルギーが貯められるかが変わります。

 

この張りの度合いを動作によって変える事が出

来ますので、これを打法組み立て時のアレンジ

に使います。

 

たとえば、トップで一旦止めて、右サイドの力

を抜いて体を弓にすると左サイドに張りが少し

だけ出来ます。

 

そして、次はトップで一旦止めてからバンプ

肩入れをしながら下すと肩と腰の間の張りを強

くする事ができます。

トップからの始動では腰かけをするのと同時に

左の肩を右に深く入れる方法です。

 

また、トップに到着する前に下半身の始動を開

始して一番奥で引っ張り合いをするパワーシフ

トは最強です。

欧米選手はさらにテイクバックで腰を出来るだ

け止めテイクバックし、トップでぶつけてその

反動で打っていますのでタメを最大限に活かし

ている打法になっています。

 

この技法がまだ日本にはないので飛距離が出な

い原因の一つになっています。

 

左手首のコックをタメと言うケースが多いので

すが、全身にエネルギーはタメられますので、

その動作を習得しましょう。

 

 

 

 

 

ラフからの色々な打ち方

  真上から見てもほとんど見えないラフ

Question

 

深いラフやフライヤーしそうな場合、何を基準に

どのような打ち方で打ったら良いのでしょうか?

特に砲台グリーンなどは止まらずに寄らない事が

あります。

 

Answer

 

打ち方はラフの状態によって違います。

芝質、長さ、球の深さ、距離を考えます。

芝生はかなりの数の種類があるのですが、細い

物、太い物、厚くて湿気を多く含んだ物などと

色々です。

 

太くて厚い湿気がある芝ほど重いので、今度は

長さを見て、球がどこまで沈んでいるかを確認

します。

 

深く沈んでボールが真上からしか見えないほど

だとかなりの抵抗がありますので、ウッドはも

ちろんの事、アイアンでもチョロをする事があ

ります。

 

球のすぐ側でまず素振りをして、その芝の抵抗

がどのくらいあるかを感じ、ヘッドが抜けるの

にどのくらいの力が必要かを試します。

 

この場合、最悪に重い時はウエッジで鋭角に叩

きつけて出すだけショットで 50 Y ほど飛ばし

て次のショットをフェアウェイから打ちます。

 

これを欲張ってグリーンまでのクラブを持って

力で出そうとすると 20 - 30 Y 先のラフにま

た落ちて、同じ事をしなければなりません。

 

そして、逆に乾燥した茎の太い芝が 3 本ほど

間に挟まるだけでフライヤーになるケースがあ

ります。

 

長さはボール半分が出ている程度でもフェイス

と球の間にこの硬い芝が挟まっただけでスピン

が掛からなくなりますので飛びすぎてしまい、

グリーン奥の崖に引っかかって大叩きです。

 

次にグリーン周りからの寄せです。

基本的にグリーン周りの深いラフはハイピッチ

でハンドレイトで打って球を上げます。

グリーンに落ちてからスピン量が少ないのでや

たらと転がりますので、ある程度高い球で高さ

で止めます。

 

また、ハイピッチでは芝の抵抗が強くてヘッド

が抜けない事があり、この場合は芝刈りをしな

がらのフロップショットやロブショットなどの

ポップアップ系で打ちます。

 

思い切り振っても芝の抵抗があり、綺麗に当た

っても上に上がるだけなのでオーバーしない打

ち方でアプローチです。

 

グラスバンカーなどは非常に芝が重く長く、し

かもアゴが高い場合などはヘッドスピードを上

げて、時にはカットショットでさらに高く上げ

ないと出せないケースもありますので、芝質に

まず慣れる事が大切です。

 

崖の中腹のような左足上がりのアプローチなら

打ち込みショットも使えます。

かなり左足が上がっているとロフトがかなり寝

ており、クラブが抜けずに最初から引っ掛かる

として斜面に打ち込んで止めてフォローで抜こ

うとしない打ち方です。

 

試合会場に使われるコースでは試合の前後には

ラフを伸ばし、グリーンが速いのでいかに止め

るかです。

競技ゴルファーはスピン量を上げる練習を普段

からしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

このままで上手くなるのか

 

  必要な技術の全てを習得

Question

 

スイングが我流です。自分で言うのもですが、

見栄えはぱっと見悪くありません。

野球をやっていたのもあり、若干野球打ちっぽ

いスイングです。

野球歴が長いのでおそらくこの癖は直せない気

がしてます。

 

このスイングでずっと練習していたらそれなり

に上手くなれますか?

それともやはりレッスン動画みたりレッスン受

けた方が良いんでしょうか?

 

Answer

 

スイングの見栄えがするほどキレイなスイング

をされているとのことですし、野球の打ち方が

定着しているので変えられない、そして恐らく

飛距離もかなり出ているかと想像できますので

ショット自体は習う必要はないかと思います。

 

ただ、野球もフルスイングだけではないはずで

バントの練習、盗塁の練習、投げたり取ったり

と一つ一つのプレーを磨いていかないと勝負に

なりません。

 

野球はとにかくホームランを打てばその後のボ

ールはどうでも良いのですが、ゴルフはその後

に決まった場所へ運ばなければ終わりません。

いくら飛ばしてもそこからが勝負で、いかに少

ない数でカップに入れるかなのです。

 

これは内野手に取りやすい速度や高さで打って

みたり、バントでピッチャーマウンドに乗せ、

最後には小さなカップに入れるまでの技能を身

に付ける必要があり、それはホームランを打つ

のとは別の高度な技術が要求されるのです。

 

例えば飛距離の出る方は 9 番で 160 Y 、8 番

で 185 Y、7 番で 200 Y 出すとします。

すると番手間は 15 Y あって、その間をどう打

つのかなどは野球にはない技術です。

そしてピンのすぐ側に落としてもスピンバック

で 10 Y も戻ってしまうのはどうやって克服す

るかです。

 

また、打球の高さを変えて数ヤード増減したり

曲げ球を打ってコースなりに打ったりと真っ直

ぐに打つだけでは不十分なのです。

 

ゴルフで最終的にスコアを出す要は番手間の距

離をより正確にそして毎回同じ距離が出せる技

能です。

 

ラウンドは課題を探すところです。

目標は全てのホールでバーディーやイーグルを

取る事ですので、取れないホールは何かが間違

っているか未熟だと言う事です。

 

これを見直して克服するための技術を習得し、

再現性を高める思考と行動が必要です。

 

やる事は一生掛かっても出来ないほど沢山あり

ますので立ち止まっている暇はなく、空回りや

遠回りをできるだけ減らすためにはあらゆる技

術を習得する事をお薦めします。