世界の打法に近づきたい

 

Question

 

とても世界の打法を真似する事は出来ないのです

が、中高年のアマチュアとして少しでもそれに違

い内容のゴルフを身に着けたいと思っています。

 

まずは頂点の技術や内容を頭で理解し、そこから

は自分に出来る事だけ習得して少しでも理想に近

い自分なりにベストなゴルフをしたいと考えてい

ます。

 

頭でっかちになるかも知れませんが宜しくお願い

致します。

 

Answer

 

仰るような方法は有意義で忙しい方には最適かと

思います。

まず、基礎は必須でここが違うとピサの斜塔のよ

うな建物が出来るだけですので基本動作だけは教

科書通りに習得してください。

 

そして、その上に色々な駒や引き出しを乗せて行

き、飛ばしの技の 15 種類は頭だけではなく体現

した上で選択肢として考慮して下さい。

 

この 15 種類の技を実際に体で体験するだけで 8

時間は掛かりますので、奥の深さを知らない方は

まずこの段階で小さくまとまる事になります。

 

そして、基礎に問題がなく基本動作が出来ていて

15 種類の飛ばしの技が何であるか実際に体験さ

れた方はご自身で打法をアレンジして、決まった

距離をショートアイアンなら 3 本で出せるよう

に打ち方を決めます。

 

ウエッジなども同じ距離でもスピン量や高さが違

う打球を 3 本で打ち分ける事で完成で、ドラーバ

ーは飛ばしの技をいくつ組み込むかで飛距離が違

いますので、ご自身が納得するかどうかでその数

を選んで下さい。

 

ここで理論や動作解説だけで決めると確かに頭で

っかちになりますので、一つ一つの原理や理論を

ご自身の体で実際に動作してみて、どれが重要で

どれを省くかなどをご自身でしっかりと見極める

必要があります。

 

方向バランスやタイミング調整なども調整しなが

ら組み込み作業を行い、技術が身になっていつで

も使えるだけの能力を養う練習が必要で、動作の

数が多いほど組み立てにも定着にも時間が掛かり

ます。

 

したがって、ご自身がどこまで練習に時間を作れ

るのかによって打法を選択する事になり、決めた

らそこから定着練習が始まります。

そしてある程度の再現性が生まれるには 3 年間は

全く同じ事をして定着させるのですが、その間に

ズレたり忘れたりの繰り返しになります。

その時に頭で動作が理解出来ていないと基にもど

せません。

 

高橋塾で学べる内容は初心者からグランドスラマ

ーに必要な教科書で、練習方法や内容などはほと

んど触れていませんが、技術の内容に関してはほ

ぼ 9 割近くは文章になっています。

 

まず、言語化されている部分だけでも体現される

事が重要で、解らない事はそのままにせず何でも

聞いて下さい。

こちらとしてはこのような質問でしか皆さんがど

こまで理解されているのかを知る事が出来ません

ので、宜しくお願い致します。