モダンスイング 21

欧米打法の伝承

スイング改造には抵抗がある

シャローは目的ではなくレイトヒティング度を上げる動作の結果


Question

 

私はゴルフを始めて10ヶ月ほどの大学生です。
プロや上手い人のスイングを見ていると、トップからクラブが後ろ
側に倒れる動きをしています。


より上手く当たるようにするにはこのようなスイングを練習をした
方が良いのでしょうか。


やっと自分のスイングが固定化されてきたので、スイングを変える

のに少し抵抗があります。


Answer

 

ゴルフは 9 割は再現性ですので、同じ事ができるようにスイングを
定着させない限りはいかなる打法を習得してもスコアは良くなりま
せん。

しかしながら、飛距離が出ない、危険な球が出る、再現性が低い、

効率が悪いなどの打ち方を定着させるとどこかで限界が来てしまい、

小さくまとめたり下手を固めると言われるように、そこから伸びな

くなります。

 

まだ歴が浅いので、何が必要なのかが理解できていないと思います

ので、しばらくは定着させてショットの安定を目指す方がご自身が

納得する事になるかと思います。

 

また、色々な打法があり過ぎて、その時代の流行や難易度の高い打

法など不要な改造をする事もあり、改造する度に再現性を全て捨て

て、また最初から積み上げになります。

 

当面の間はその打法で変えずに済む打法を選択しないと、スコアメ

イクをするのに定着期間として3年は掛りますので、その時間を費

やす価値があると実感してからでないと改造は難しいでしょう。

 

シニアで 良く練習をしている人がいるのですが、上級に成れない人

達はスイングのいじり過ぎの人が多く、2 週間ごとに替えて試行錯

誤しながら一生決まらずに終わってしまう人がほとんどです。

 

スイングは生涯変えないと言うくらい何十年も同じスイングで、老

化で多少動きが小さくなったとしても根本は変えません。

 

プロは改造して消えて行く人が非常に多く、改造を成功させてもあ

まり意味がなかったと言う人も多く、ましてアマチュアは飛距離が

出る打法に改造するなら、一度に飛ばしの技を組み込んで、それを

定着させてからコースと言うくらいの覚悟が必要です。

 

ただ、しっかりと使える球が出るように調整やズレの修正は必要で
それは専門家に診断してもらって常に同じスイングをしているかど

うかの確認をしてもらいながら定着させないと逆に余計な時間が掛

かってしまいます。

 

レッスン動画などで目移りするかと思いますが、ちょこちょこ一つ

ずつ飛ばしの技を取り入れてはまともに打てるように調整し、また

それが出来たら次の技を組み込んでまた調整しとしていると、15 種

類もの技を定着させるのに単純計算で 45 年掛かってしまいます。

 

一度に組み込み作業を行って一回で定着させれば 3 年で良い事です

ので、上達の方法、練習方法などはとても重要です。

 

取り合えずは全てを捨てても構わないと思うくらい行き詰まったり、

とにかく何が何でも飛ばしたいので改造すると言う覚悟ができてから

着手する事をお薦めします。