芯を外す時は調整が必要
Question
素振りすると地面を擦るときと擦らない時があ
ります。
軸がぶれてるんでしょうか?
トップはあまりありません。
むしろダフります。
ゴルフ歴 3 年目のベストスコア 98 平均スコ
ア 110 ~ 120 のヘボです.
宜しくお願いします。
Answer
通常は素振りで届かないスイングをするとトッ
プするのですが、ダフると言うのはスイングが
定着していないと言う事でしょう。
恐らく素振りをして届かないので、いざ打つ時
には届かせようと手や肩を落として対応してい
たのだと思います。
人間の習性としてトップした次はダフリ、ダフ
リの次はトップと体が勝手に反応して調整しよ
うとします。
また、右にプッシュした次は左に引っ張って引
っ掛けたりと毎回違うスイングをするのです。
スイングはバランスです。
地面に届かない時の動きは横が強いか縦が弱い
時などです。
これは縦横バランスですので地面にあるボール
を打つ時には斜めの軌道で振る必要があり、こ
の斜めの軌道とは縦と横の両方の動きの合成で
すので、そのバランスを合わせるバランスがく
るってしまうのです。
ゴルフは再現性です。
毎回同じ速度、同じ力、同じ動作、同じリズム
同じ軌道で打つ訓練が必要なのです。
ところが、一回正解の球が出ると余計な動きを
入れてみたり、違う番手に移ったりと定着練習
をせずに遊ぶ人がいます。
これを修正するには基礎練習です。
軸ブレも原因の一つですし、軌道のブレも同じ
ように原因の一つですし、緩みもその一つです
ので基本とされている事が全部一度にできない
と理想の球は出ません。
御本人は 3 年も練習してきたのだから基本が
出来ていると思っているかと思いますが、 20
年やっている人でもダフっているのはズレやブ
レ、あるいは悪い癖が出て来るからです。
スイングは一度完成したと思っても、それを維
持するのが大変です。
再現性だけではなく持続性を高めるにはそれな
りの練習方法や内容があり、トッププロのレベ
ルでも滑落する選手がいるのです。
真剣にそして本格的にゴルフに取り組む必要性
を感じた時には初心に戻って再現性と持続性を
高める内容を習わないと、ほとんどの方は一生
空回りをしてしまいます。
習うのが嫌な方は不調時に復調のために診断を
してもらってアドバイスを貰う事で余計な遠回
りを防ぐ事ができます。