モダンスイング 21

欧米打法の伝承

腕とシャフトの角度

 

f:id:swinganalyst:20210829221555j:plain

ハンドアップでインパク

Question

ゴルフでアドレスで飛球線後方から見た際、シャフトと腕って角度

付いてますよね。
アレってインパクトの際も同じ角度が理想なのでしょうか?

 

遠心力とかで角度が 180 度にそこそこ近くなりそうな気がします。
でもそうなったらダフりませんかね?
その分上体が微妙に起きて調整してる?

 

Answer

 腕とシャフトはアドレス時には 160 ~ 170 度程度の角度が付いて

いますが、これをアームシャフト角と言います。(上写真は 180° )

 

打法によって様々なのですが、その昔はアドレスの角度に戻して打

てと言われてた打法があり、高速打法、超高速打法になってからは

遠心力で伸びる事を想定して最初からハンドアップにして打つ打法

が世界の主流となっています。

 

これはグリップによってフィンガーの場合はフルアンコックしても

180 度にはならないのですが、取り合えずマックスに伸びており、

これが再現性を高める一つの方法です。

 

これを手が浮くからと言って治せと言う指導が未だに横行している

のですが、打法が古く高速打法には合わなくなっています。

 

また、アドレス時とインパクトでは左肩からヘッドまでの距離が変

わる事でダフリ易くなりますので、起き上がりではなく打ち方で調

整する必要があります。

 

調整はまずムチで打つことでが一つ、そしてハンドファーストのイ

ンパクトや肩の上下運動を入れる事などで調整すれば、伸びるアー

ムシャフト角を無理に抑え込む必要がありません。

そして手が浮くのではなく、ハンドアップで打つと言う理論を認識

する事です。

 

確かに中期の打法では、伸び上がり打法で背筋を使ってブランコ効

果を強めて浮き上がる事で調整していた時代もありました。

 

ムチとは体全体を使った打法になるのですが、腰と肩、肩と手、そ

して手とヘッドの間に時間差を作るしなりです。

これによって軌道円が目標方向に移動し、巻き付き効果によってリ

リースが遅くなります。

 

また、ハンドファーストにするだけでも地面まで届かなくなるくら

いになります。

そして大切なのは左の手首で掌屈にする事によって軌道がフラット

になりスイングプレイン自体をシャローにする事も大切で、これに

後ろ倒しを入れればなおさらフラットになってトップするほどダフ

らなくなります。

 

このようにジグソーパズルで一枚の絵を作り上げる事でその打法の

効果が出るように、一部だけ真似て勝手に組み込むのでは画は完成

しないのです。

 

欧米打法を取り入れるなら全てをその動きにしないとバランスが取

れませんので、力の入れ具合や張りなどは動画では見えませんので

実技を受講する事が大切です。