右腕を内側に絞ると治る事もある
Question
本日ゴルフでしたが、セカンドショットでダフ
リが目立ちました。
コッキングが、ほどけてのダフりではなかった
と思います。
セカンドショットのダフリ対策はどのようにす
るのが良いのでしょうか?
ゴルフ歴 4 年目、ベストスコア 88 です。
宜しくお願いします!
Answer
ダフリの原因は色々とありますが、コックのリ
リースが早いだけではなく、縦の力が強すぎた
り、右手の打ち込みが多すぎたり、軌道円弧自
体が左に移動していない場合など様々です。
これらの一つ一つを修正するには時間も掛かり
ますので、対処療法としてまず軌道の上下位置
はそのままで、飛球線上の前後の位置を目標方
向にズラす事でほとんど解消します。
前打席から見た場合、テイクバックの軌道円弧
よりもダウンスイングの円弧の方が目標方向に
移動させる事でダウンブローと言われる打ち方
になります。
あるいは楕円だと表現される方もおられますが
いずれにせよ大切なのは最下点の位置です。
ダフリとは球の手前(右側)に最下点がある事
で地面に先にぶつかってから球に当たる状態で
すので、この軌道を進行方向にズラす事で球に
当たってから地面に当たるようにする事です。
ある程度ゴルフをされておられる方でしたら球
の左側 5 cm ほどにヘッドを落とそうとするだ
けで治る事があります。
しかし、これはある程度経験がないと出来ませ
んので、縦横調整でのダフリ防止策も考えてみ
ましょう。
まず、体重移動が一定に出来ているかどうかで
すが、出来ている場合はハンドファーストやコ
ックのリリースを確認します。
これらを修正してもなおかつダフる場合は軌道
がアップライトになっている事があります。
これは手を上げる位置が前打席方向になってい
たり、あるいはヘッドだけアップライトになる
事があります。(上写真右)
これは右脇をしっかりと締めたままスイングす
るとヘッドは後ろに倒れてフラット軌道を作り
ますのでダフリがなくなる事があり、左手首を
掌屈にしたりでもフラット軌道になりますが、
やり過ぎるとヒールトップします。
また、このトップでヘッドがアップライトにな
るとダフらなくてもアウトインになる事もあり
ますので、全てをスクエアに修正します。
コックのリリースが早いだけではなく、このよ
うに原因はまだまだありますので、一つずつ確
認する事をお薦めします。