Question
スイングで腹筋を使うということですが、アドレスからバ
ックスイングとダウンスイングでの具体的な腹筋の使い方
を分かりやすく教えてください。
よろしくお願いします。
Answer
腹筋を使うとは例えばテニスのサーブをイメージして見て
下さい。
大きく体を伸ばして反り返り、そして体全体を丸めて打っ
ています。
バレーボールのアタックも同じで弓状に反り返ってから腹
筋を縮めて打ちます。
サッカーのスローインも両手でボールを持って反り返って
から投げ入れますが腹筋を使う事でより遠くまで飛ばす事
ができます。
ゴルフはトップで反り返って、引き落としの時に腹筋に力
を入れて前屈をします。
前屈とは上半身を丸めて猫背にする事で前傾とは違います。
トップでは胸は飛球線上後方を向いており、後ろを向いた
まま前屈をする事で引き落としにパワーが入り、直後に右
側屈をするために右腹も縮めます。
この腹筋を使う時には体は後ろを向いていないと力が入り
ませんので出来るだけ後ろを向いている時間を長くします。
これは左肩を開かずにバンプやダンプをする事ですので左
肩を固定し、その下に右肩を押し込むようにくぐらせ、圧
縮した状態で回転します。
ここで腰は左の壁にぶつけ、頭は残していますので体は横
になってしなり、体自体の弓の張りとバネも使えます。
人間は縦に振り下ろす力が横よりも強いので、できるだけ
縦に腕を降ろしたいのですが、少しでも肩が開くと横振り
になって力が入りません。
横の力はバンプ、ダンプの後のターンの時に腰を引いて肩
を開く事で体全体が回転する事になります。
腹筋を使うのはその一瞬ですが、これだけで 20 ~ 30 Y ほ
ど飛距離が伸びますので飛ばしの技の中でも効果としては
上位にランキングできる動作です。