我流の方が早く上達する?

 

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ショットの持続性は診断力と修正力


Question

最近3年目で70台、2年目で80台を出してる人が居るらしい

ですが、想像がつきません。

早い段階で70台、80台を出している方は、我流で練習をし

てきた方が多く、失礼ですが逆に早い段階で上級者やプロ

指導を受けると上達が遅くなる傾向がある様に思えます。

 

実際、自分も上達に悩んでいて、練習場にもレッスンプロ

がいますが、受講するかシングルの知人や自分の師匠に相

談すると「金の無駄だから止めておけ」と言われます。

たまたま、そのプロの評判が悪いのかもしれませんが、や

はり全国的にそんな感じなのでしょうか?

 

Answer

ゴルフは再現性ですので、早く定着させた方が先にスコア

は良くなります。


例えば一番シンプルな打法は5分程度で習得できます。
そこから2~3年で定着すれば70台、80台で回れます。

ところが、300出せる打法は習得だけで3年は掛かり、

同じように定着期間として2~3年必要です。

 

要するに小さくまとめれば2年程度で70台、80台まで

出す事は可能で、器用でハマった人は我流でも再現性だけ

高めれば出せるのです。

ところが、ゴルフはその先があります。


それは持続性です。

そのまま持続できる人がほとんどいません。
ゴルフは知らないうちに軌道や動作がブレ、それに気づか

ずにどんどんズレて、その度に帳尻合わせをするので、そ

れ以上再現性が上がらないのです。

 

また、小さくまとめた人がその先に行くには結局難易度の

高い打法に改造する必要性に気付き、それまで70台で回

った事がある人でもまた一からやり治しです。


3年で78を出すと言うのは大学の部活レベルで、入学し

て初めてクラブを握って、3年生になった時には一回はそ

のくらいのスコアが出るのですが、毎日練習で、週末は毎

週ラウンドし、年に数回合宿で朝から晩までゴルフ三昧と

言う生活です。
これをやれば我流でも大半はそこまでは行く事ができます。


ところがある程度行くと壁が出てきて先に進まず、スイン

グを忘れたり、崩して治す事ができない人がほとんどです。

基礎の大切さはその時まで気が付きません。


最初から素直に習っておけばスランプは来ないのです。

お遊びで小さくまとめて20年掛けて両手シングルになる

か、最初から習って6年でプロ級になるかは個人の価値観

で決めれば良い事だと思います。