丈夫な人は筋トレで戻るが
Question
最初は好き勝手に振って 200Y ほど飛んでいた
のですが、5 年経って 60 歳前で 150 Y に落ち
てしまいました。
きれいなスイングを目指して努力すればするほ
ど飛距離が落ちたのですが、レッスンを取って
も年齢としては十分なのでゆっくりと振れと言
われました。
この飛距離低下はどう考えるべきでしょうか?
加齢によるもの、マンぶりを辞めて安定させた
から、練習すればもっと出せる、など正解が分
かりません。 アドバイスお願致します。
Answer
年齢的に 55 歳あたりからどんどん飛距離が落
ちるのが一般的ですが、個人差はあります。
確かに自由に振っているとたまに飛ぶのですが
安定して同じ距離を出すスイングではありませ
んので、実用的ではありません。
やはり安定させるにはマンぶりは出来ず、これ
からもどんどん体力が落ちて行きますので、ど
う対処されるかです。
もし、生まれつき体力のある丈夫な体をお持ち
でしたら、筋トレをしたり飛ばしの技を組み込
んで多少飛距離を伸ばす事も可能ですが、怪我
をして体を痛める人が少なくありません。
結局、200 Y に戻せたとしても、数年で体を傷
めたり、さらに筋力が落ちてまた 150 Y にいつ
かは戻る事になりますので、故障する度に打ち
方を変えて対応するとなると、その都度定着練
習が必要になってその練習で体を傷めます。
スイングは定着に 3 年は掛かりますので、今
からいままでに定着したスイングを崩して最初
からまた新しいスイングを定着させるとなると
スコアは初心者に戻ります。
そこで何年もそれに時間を費やすのではなく、
シニアティーから回り、今から 80 歳になった
時の準備をする方が無駄がなく合理的なのです
が、なかなか諦める事ができません。
60 歳で 150 Y は飛ばないと思われているよう
ですが、もし 80 歳だったら普通です。
今から今のスイングをしっかりと崩さないよう
に維持しながらショートゲームを磨けば、60
台を出す事も可能です。
体が資本ですので、くれぐれも無理をなされな
いように、固まったスイングはもう崩さない方
が良いのではないでしょうか?
飛ばすよりショートゲームの練習でスコアはま
だまだ伸びますので、100 Y 以内のアプローチ
の練習を徹底的にしてバーディーの数を増やし
てみて下さい。