ラフからのアプローチが課題
Question
プレイヤーズ選手権で松山選手が上位だったの
ですがトップに 5 打足りませんでした。
ただ、常にトップとは 10 打差くらいであまり
優勝に絡む事がないのですが、9 勝のうちほと
んどがフィールドが薄い大会でレベルがさほど
高くない時のような気がします。
彼がスター選手になるには今後何が必要なので
しょうか?
Answer
日本ではスター選手なのですが世界となるとど
うなのでしょうか?
アイアンの松山とか評判になっていて FW から
の寄せなどはカップインが多く、外してもすれ
すれで、特にショートサイドのバンカーはスピ
ンを掛けて止める技脳が世界でもトップクラス
です。
飛距離は決して良くはないのですが悪くもなく
あと 1 ~ 2 打毎日良ければ優勝圏内と言う大
会が目立ちます。
今回(2024)の選手権は 5 打足りなかったので
4 日間 2 打良ければ楽に優勝出来ていました。
この 2 打を稼ぐのはどこなのかです。
最終日の彼は二回グリーン周りの寄せが両方と
も半分の距離を残していました。
FW からの寄せは最高なのですが、日本にはな
い長いラフの重さによって芝に力を取られてシ
ョートする事が渡米以来の課題でした。
最近は草刈りショットでトップ選手達のように
HS を上げた打ち方を見せるようにはなったので
すが、打ち方は知っていても結果が伴わない事
が多く、このラフからの寄せだけ改善できれば
何度でも優勝できる選手になれると言う計算が
成り立ちます。
グランドスラム級の段階になったら飛距離や番
手間の精度が要求されますが、大御所があまり
出ないフィールドの薄い大会ならこの能力だけ
身に付ければミケルソンを超えるくらいの優勝
回数は稼げるかと思います。
どうせなら複数回メジャーに勝てる選手になっ
てから帰国して欲しいと願っていますので、皆
さんも一緒に応援しましょう!