コンパクトは距離を損する?

トップが浅いと飛ばない?!

Question

 

始めて8年あまりになります。

テークバックが浅く、そのまま固まってしまい

ました。

 

友人たちと比べてはっきり違うのは、距離が出

ない点です。

(ドライバーで20-40ヤード違う)その結

果どうしても、身体で振らないで腕で振ろうと

して引っ掛けが多くなりました。

 

今度はそれを治そうとしてフェードボールにし

ようとしたり、いろいろやってもだめでした。

テークバックが浅いので、意識して深くすれば

やはり距離は出ますが、どうしても意識するた

めミスが多いのが実情です。

 

Answer

 

選択肢がいくつかあります。

8 年の歴で定着度は恐らく十分高いので、改造

せずに深くして当たるようにする事が選択肢の

一つです。

 

次の選択肢としては同じ浅い位置から飛ばしの

技を足して飛距離を出す方法です。

ジョン・ラームなどはドライバーでも 45 度く

らいしか深さがないのに軽く 300 Y を超えて

います。

 

この飛ばしの技を習得すればすでに定着したト

ップの位置は変える必要がありません。

もちろん飛距離を諦めると言うチョイスはない

と思いますので、いかに簡単に飛距離を出すか

だと思います。

 

ただ、これは今のスイングにプラスどこかの部

位を使ってパワーを入れる動作を足す事ですの

で御本人にしてみれば慣れない動作で意識して

失敗するかも知れません。

 

そして、その動作が定着するためにはまた長い

年月が掛かりますので、シンプルにトップを深

くした方が簡単だと思います。  

 

選択は御本人の価値観ですので、改造となると

しばらくはまた初心者のスコアになる場合もあ

りますので、できるだけ悪影響がない部位の動

作を加える事が大切です。

 

簡単に 20 Y 伸びる動作を加えて、そのまま注

意さえしていれば打てる程度なら簡単ですが、

40 Y 伸ばそうとした場合は 2-3 種類の技を組

み込む必要があります。

 

こうなるとその動作は今までにやった事がない

動きですので、一度に全てを組み込んで打つ事

が出来ませんので、素振りで一つずつ定着させ

ながら全部が一度に出来るのはかなり先の話に

なります。

 

トップを深くすると当たらなくなるのは今の深

さから先がオンプレインではないと言う事です

ので、その数十センチの軌道を修正するだけの

方が恐らく簡単だと思います。

 

意識するとミスすると言う事ではなく、新しい

動きはどこをどうするかと言うメカニズムを頭

で理解してその通りに体現をする事ですので、

漠然とただイメージしただけで改造しようとし

てもなかなか上手くは行きません。

 

また、もともと飛ばない振り方で、さらにトッ

プが浅いと言う可能性もありますので、深く出

来たとしてもそこまで飛ぶかどうかは分かりま

せん。

 

我見我流は思い込みや勘違いが多いので、一度

専門家に診断をしてもらってから着手する方が

安全だと思います。