Question
大学生ゴルファーです。
ドライバーの飛距離が270ヤードくらいですが、これでも飛ば
ない部類です。
300ヤード飛ばしたいです。
何をすればいいと思いますか?
Answer
筋肉を鍛えて大柄なら自己流でそのくらいまでは飛びます。
ただ、そこからどう伸ばすかは技術が必要です。
その技術とは飛球術の事です。
飛ばすための動作が各部位にありますので、感覚や経験だけ
では作れない動きがほとんどです。
中には高度な技術があり、特殊な動作で誰もやった事がない
動作もありますので、一つずつまずは動けるように動作を覚
え、それを組み込んでから定着させるまで使えません。
学生の間の想い出として部活をされているのでしたら、その
作業は定着して使えるまでに 3 年以上掛かりますのでそのま
まショートゲームを磨くだけが良いでしょう。
しかし、卒業後にプロを目指すのでしたらその飛距離では不
利なので、改造するなら早いほど有利です。
また、日本ツアーとアメリカツアーではレベルが違いますの
で、世界を目指すのでしたら転がって 300 ではなく、キャリ
ーで 300 以上は出せないと苦しいと思います。
飛ばしの技にはその場で簡単に組み込める動作と、訓練しな
いと出来ない動きがあります。
日本ツアーでしたら前者だけで良いのですが、欧米ツアーで
したら後者の技も組み込まないと、また将来的に改造をした
くなるかと思います。
どこを目指すかによって今何をするかが違いますので、とり
あえず 10 Y でも伸ばせれば良い程度の気持ちでは改造はしな
い方が良いと思います。
逆に言えば、現在部活で代表に成れない人でも、この先 6 年
間欧米打法を習得して定着させれば世界に通用するショット
が打てるようになります。
ところが、ゴルフはそれだけではなく、ショットの引き出し
寄せの引き出しを増やし、基礎を完璧にマスターして最終的
にはワンパット圏内に 3 分の 1 は止める事ができるような技
能を身に付ける必要があり、その訓練は地道な事をコツコツ
とするしかありません。
一度改造すると今まで積み上げて来た再現性を全て失い、ま
た最初から積み上げ直しになりますので、欧米ツアーに行く
のでしたら飛球術は全てマスターし、日本ツアーでしたらす
ぐに出来る技を全て組み込んで早く定着させるほど有利なの
ですが、プロに成らないのでしたら改造はお薦めしません。