左手手首の掌屈がマックス
Question
ダスティンの手首を意識し、ドライバー絶好調
しかし、アイアンはトップばかりでボロボロに
なりました。
お助けください。。
Answer
ダスティン・ジョンソン選手の左手首は掌屈マ
ックスです。
これを真似ると軌道自体がフラットになります
ので、トップやシャンクは必然です。
逆にドライバーが良く当たりましたね!
軌道を変えるなどは改造でも一番最後に手掛け
る事で簡単にいじってはいけない部分です。
脚にパワーを入れるとか胴体の張りを強くする
などは軌道はあまりズレませんので改造には良
いのですが、シャローにしたり、ダウンスイン
グの軌道をいじると調整が大変で、今まで積み
上げて来た定着している動作まで崩してしまい
ます。
ダスティンはインパクトでこれ以上曲がらない
と言うほど弓を大きくし(逆 C )右肩を最大
に落としてパワーを出しています。
通常、この形を作るとフェイスが開いて右に出
たりどスライスです。
これを調整するために左手首をマックスに掌屈
にしてフェイスをシャットにしているのです。
したがって一つ変えたら、帳尻合わせをするた
めに他も変えなければなりません。
この場合は上下バランスです。
掌屈によってヘッドが地面に届かなくなってい
るので、縦を強くして調整しないとトップは治
りません。
このように人の打法を真似るには相殺部分も真
似てバランスが合うようにするか、全ての動作
や形をそのまま完コピする方が良いのです。
これを模索して 1 箇所 2 か所だけ真似て出来
たと思ってはなりません。
試行錯誤はパズルのはめ込みは良いのですが、
自分でピースを勝手に作って完成させようとす
るとスイングの本体を崩してしまいます。
これでゴルフを辞めた人が大勢います。
飛距離を取るか方向を取るかの選択などはどち
らも試してみて好きな方を選べば良いのですが
選んだらそれを 3 年は変えない事です。
ころころと替えている人は一生定着しません。
ダスティンの手首は特殊でこの掌屈度では当た
っても引っ掛けになるはずです。
まずは王道から、標準から、基本から真似るよ
うにしましょう。