Question
歴 5 年ですが、改めてグリップを確認した所、オーソドックス
な握りからややズレてました。
右手なんですが、親指と人差し指の間(Vの字)が右肩を指す
ように!と言うのが基本だとありましたが、右手だけ右肩どこ
ろかアドレスした右肘を指してました…
これって球筋にどう悪影響及ぼしますか?
アドバイスお願いします!
45 歳男、ゴルフ歴 5 年、平均スコア 90 後半
Answer
グリップはクラブ任せで振った時にインパクトでスクエアにな
る握り方が良いのですが、体のバネを使うために胴体を弓にし
たり、ハンドファーストでフェイスが開くのをシャットにした
りする事で帳尻を合わせています。
トップ選手でもかなりストロング握っている場合があるのです
が、クラブを返さずに打っていたり、極端にインパクトで体を
開いて打っていたりして帳尻が合っています。
したがって、そこだけを見るとどんな握り方をしていても良い
と思われると思います。
ところが、彼らはその握り方で長年幼少期から打っており、完
全に固まっているために再現性が高いのですが、練習量も少な
いアマチュアがそれを真似してもほとんど上手く行きません。
ダスティンジョンソンはトップで左手首はマックスに掌屈にし
てそのまま振っていますが、ローテーションが少なく、インパ
クト時の体の弓が大きいために真っすぐに打てています。
このように極端な打ち方をしている人を真似るのであれば、全
てを真似ないと帳尻があいません。
したがって、普通に全てをスクエアにして打つ事でスライスや
チーピンを防ぐ事ができますので、まずグリップをスクエアに
するところから開始し、そのグリップで真っすぐに飛ぶように
ほかの部位の調整を行う必要があります。
スクエアグリップとはどちらの V の字も右の耳を向きます。
右肘とかで 5 年も打っておられたのでしたらかなり違和感があ
るかと思いますし、力むと引っ掛けが出たり真芯に当たっただ
けでチーピンが出る事があるかと思います。
ミスの出難い、飛んで曲がらない打ち方を習得する上において、
あるいは曲げ球やベタピン率を上げる段階になった時にでも楽
に打てる打ち方をされた方が早く完成すると思います。
最初は右に出たりスライスになると思いますので、フェイスを
スクエアにするためにシャットで打つ形を身に着けて、スクエ
アグリップでも真っ直ぐな球しか出なくなるまで定着練習をし
ましょう。