諸悪の根源が左手首の背屈

掌屈     背屈

Question

 

トップでシャフトが垂れる、右脇が開く等の悪癖がありまし

たが、諸悪の根源は左手首が折れてしまう事でした。

左手首をまっすぐキープすると、シャフトは斜め、右脇は閉

まり、右肘は下を向き、フェースも開きません。

 

しかし、手首が甲側に折れるスイングで何年もスイングして

いたため、中々馴染みません。

アイアンは当たるのですが DR が全く当たらなくなりました。
振るのが怖くなるくらい当たりません。

 

何か良い練習方法ありますか?そしてなれますか?
いかに今まで手首を曲げて体が捻転したつもりが、捻転され

てないかわかりました。


Answer

 

チキンウイングでしかもクロスになると言う事だといます。
これは手首が甲側に折れる背屈と呼ばれる形で、この状態だ

とフェイスは開く、ヘッドの軌道は縦になってトウ側に当た

ったりと色々と面倒な事が起こります。

 

まずは手首を山にして打つと言う掌屈を左手に覚えさせるド

リルなどを反復して上書きします。
素振りで癖をある程度つけて、それからアイアンのハーフシ

ョットなどで球打ちをしながら定着させます。

 

長年の癖を矯正するには半年くらいは掛かるかも知れません。
正しい形で毎日 60 回、21 日間正しいスイングをするとある

程度定着しますので、完全に定着するまで続ける事です。

 

また、ドライバーが当たらなくなったのは今までは背屈でヘ

ッドが縦の軌道だったのが掌屈にする事でフラット軌道にな

るため、ヘッドは違う軌道で降りて来るからです。

 

手首が安定してきたら素振りをしてヘッドがどこを通るかを

診て、その軌道上に球をティーアップすれば芯に当たるはず

です。