非力で飛距離が出ない?

腕力は要らない

Question

 

細くてドライバーがあまり飛びません。

7 番アイアンで 120 yd 前後で転がって130 yd

飛ぶこともありますがそれ以上出ません。

 

スクールではコーチや友人にはいつもまっすぐ

に飛んでるしむしろまっすぐにしか飛ばないよ

ねと言われます。

 

先日、15 年ぶりにゴルフを始める友人をゴル

フスクールに体験入会させたのですが、モニタ

ー計測器は 140 ヤード近く飛んでヘッドスピ

ードも 40 キロも出ていて、とても羨ましく感

じました。

 

私は細いのでよく太れと言われるぐらいです。

筋力が必要なのでしょうか?

 

Answer

 

まず、アイアンのロフトは何度でしょうか?

タイトリストのアイアンでも PW で 38° から

47° までの違いがあり、それだけで 9° も違っ

いますので 2 番手以上飛距離が変わります。

 

したがって 7 番アイアンで 150 Y 出る人が違

うクラブを使ったら 120 Y しか出ないと言う事

もありうる事です。

 

そして、同じロフトのクラブで 140 Y 出る人で

も低く打つと 150 Y 出て、高く上げると 130 Y

しかでません。

プロはこれで縦距離を変えたりスピン量をコン

トロールしたりします。

 

しかし、それにしても 120 Y と言うのは男子と

してはちょっと少なげで、ランが 10 Y も出る

と縦距離が合いません。

したがって、もう少し飛ばす打ち方を習得する

必要があるかと思います。

 

飛距離を伸ばすには技術の習得と筋トレです。

7 割は振り方で筋肉は 3 割ですので、まずは技

を習得してからそれに必要な筋肉のトレーニン

グをします。

 

その技とは飛球術で 15 種類ほどありますが、

全てを半分ずつくらい組み込むと 7 番で190 Y

は超えると思います。

 

飛距離がドライバーで 200 Y の人が筋トレで

30 Y 伸ばすか、それとも技術で 70 Y 伸ばすか

のチョイスはありますが、理想は両方です。

 

ただ、基礎が大切ですので基礎練習や基本動作

の定着などやる事が沢山ありますので、根気良

く地道な事をコツコツとするだけの忍耐力が必

要で、全身を使った飛ばしの技を一つずつ組み

込む作業から入りましょう。

 

と同時に胴体は捻転の反りからの猫背、そして

また反ると言った腹筋と捻転に使う筋肉の強化

そして左脚は前打席方向に蹴る筋肉、右足はフ

クラハギと後ろに蹴る筋肉、両膝と腰は左への

スライド、腰引きと開きの瞬発的な筋肉強化な

ど、まず正しい動作が出来てから行うと良いで

しょう。