250 飛ばすのは簡単?

多くの人がプロ級のスイングで打っていると勘違いしている


Question

 

一般人でもドライバーフラットで 250 飛ばすの

は簡単な事なのでしょうか?

自分は 220 位です。


Answer

 

平均的な若い男性であれば、 250 Y 程度は基本通

りに振れば出る飛距離です。

しかし、多くの方は基本通りの振り方をせずに勝

手に振り回します。

 

いつ、どの筋肉で、どう動かすかを知ろうとせず

にイメージだけで積りスイングをします。

人によりますが、そのイメージと実際の動作にか

なりの誤差があり、プロのスイングを本人はして

いる積りですが、へっぴり腰のオヤジ打法になっ

ている人が大勢います。

 

しかし、視覚情報処理の能力の高い方は、ある程

度それっぽくは動けるようになり、試行錯誤して

偶然当たるのを覚えて上達していきます。

ただ、その割合は数パーセントで 7 割の方は一生

100 が切れないとも言われ、シングルになるだけ

で崇められるほど少ない存在です。

 

どんな振り方をしても 220 は飛ぶと思います。

でも、 250 Y はある程度理にかなった動作でない

と非力な方は出ません。

 

人によっては簡単という人もいれば、それが難し

いと言う人もいますのでその人しだいでしょう。

250 を目指すなら、ある程度効率の良い打法にす

る必要があり、余計な無駄な動きを削ぎ取ったり

効率の良い動き、とくに体を使ったスイングを習

得する必要があります。

 

若い男性なら手振りでも 220 は出ますが、それ以

上は体のどこかを使わないと出ないでしょう。

下半身の筋肉は全体の 7 割だと言われています。

そして腹筋などの胴体の筋肉が 2 割ほどで腕は持

っている筋肉の僅か 10 分の 1 程度です。

 

そして、その腕の動作も杭打ちや薪割りのように

縦に落とす力は強いのですが、横に振る力はその

数分の 1 くらいしかありません。

 

同じ手振りでも腕だけで横降りをしている人、腕

だけで縦振りを組み込んでいる人など様々ですの

で人によって飛距離が違います。

 

普通に考えたら数十分の 1 しか活用できていない

スイングではなく、全身の筋肉を使ってしかも効

率良い動作で振った方がどれだけ飛距離が出るか

これでお解りだと思います。

 

全身を使った打法は現在の欧米打法で、世界最高

峰の高等技術が必要ですが、それをマスターすれ

ば 300 Y は飛ぶようになると思います。