ミート率を上げる方法?

ブレとズレが少ない打法を公開しています

Question

 

スコア 90 前後です。

YouTube などでも飛距離に関しての質疑は多い

と思いますがミート率を上げるアドバイスはほと

んど見た事がありません。

 

出来ない理由を並べて申し訳ないですが、結局技

術論ではなく、自分で試行錯誤(一番当たる確率

が高いスイング改造・打痕シール等)して模索す

るしかないのでしょうか?


Answer

 

仰る通りですね。

まずは真芯に当てる技術を習得し、それから方向

調整をして、最後に縦距離の安定です。

このプロセスでまず最初はミート率を上げる事か

ら入るのですが、ほとんどのレッスン動画はこれ

がないのが印象です。

 

では、高橋塾のミート率を上げる方法を一部ご紹

介いたします。

 

日本のプロのミート率は長年の経験で試行錯誤し

て感覚で覚えたり、模索しながら探し当てた人が

ほとんどです。

 

ところが、アマチュアはそこまでの練習の 10 分

の 1 もやっていませんので、その領域に到達する

にはほど遠いお話です。

 

高橋塾の生徒さんは初めてクラブを握る方でも 3

年もあれば芯を外さずに安定して真っ直ぐ打つ事

が出来ています。

実技では縦距離が安定するまで補正や調整を行い

ます。

 

芯を外さない方法はいくつかあります。

まず、動かす部位と動かさない部位をはっきりと

覚えて、ズレては治し、ズレては治しの作業を繰

り返す鍛錬が必要です。

 

たとえば右膝を動かさない、第七頸椎を固定する

など、動いてなならない部位は絶対に動かさずに

スイングすると言う基礎でブレをなくします。

 

テイクバックの軌道がズレたらすぐに修正し、元

に戻す作業を常に行っています。

初心者の方々は一度ラウンドに行っただけでこの

軌道がズレますので毎回修正です。

 

次に張りを作ります。

体や腕など全身にある程度の張りがないと緩んで

芯を外します。

 

人間の体はクラゲのようにグニャグニャですので

フラフラしたり各部位の動作がズレるような緩み

をなくして毎回同じ事が出来るように定着するま

では分解ドリルでメカニズムでも覚えます。

 

まだ日本のプロ選手すら組み込んでいない腰を止

めたワインディングは恐らく日本が世界に通用し

ない原因の一つで、日本のプロでも知らない技術

を最終段階で習得します。

 

20 年掛かって再現性を上げるのではなく、数年

で真芯を外さないスイングができなければ縦距離

を安定させたり引き出しを増やしたりする時間が

ありません。

 

要はどれだけ基礎をしっかりと身に着けられるか

ですので、10 球中 1 球でも芯を外す方はミート

率を上げる技術と能力を習得する必要があり、そ

れも色々な方法がありますし、また言語化出来な

い指導などもありますので実技を受講するのが一

番早いと思います。