Question
アプローチ時は手首を固定する( コックしない )と
思うのですが、やはりグリップは優しく握ってい
て良いのでしょうか?
それとも、それなりにしっかり握っていた方が良
いですか?
Answer
手首の使い方とは基本的にコックする事やワグリ
ングする(刺し)、後ろ倒し(ローテ―ション)
掌屈(シャットフェイス)など様々な使い方があ
り、その中のコック、アンコックと言う使い方の
お話だと思います。
これは打法によって自由です。
コックはほとんどせずに、ワグリングもせず、そ
のままアドレスの形に戻して打つ一番シンプルな
打法はズレやブレが一番少なく、方向やミート率
などの精度が高く、力と速度を一定にしたまま振
り幅だけで縦距離を変えます。
また、これに手首の揺れ(ワグリング)を入れて
打つとチップショットがピッチショットと言う打
法に変わり、70 Y は 85 Y ほどになります。
これはどちらも振り幅を大きくすればもっと飛ぶ
のですが、力を入れて速度を上げるほどミスが増
えますので、できるだけゆったりと振ってその距
離が出せる打法を選択します。
グリップは基本的に普段は 2 割程度の力で握って
いるのですが、インパクト時だけは強く握り、ま
た脇なども締めたまま緩まないようにします。
飛ばす打法で力を抜いて距離をコントロールしよ
うとすると緩んで失敗し、足りないと思って強く
打ったりするとダフッタリトップしたりしますの
で、いつまで経ってもミスがなくなりません。
一段階上のゴルフをするには色々な打法を身に付
け、その距離に相応しい打法と番手を選択して力
を入れたりスピードを上げたりしない事です。
フルショットだけでもパーゴルフはできます。
運が良ければ 70 台も出ますが、 スクラッチHC
以上になるにはフルショットだけではなく、いろ
いろな打ち方で番手間を出したり、グリーンの硬
さで打法を変えるなどの引き出しが必要です。
コックを入れない、アーリーコックで上げる、レ
イトコックで上げる、コックしてさらにワグリン
グを入れる、コックせずにワグリングを入れるな
ど、様々な打ち方を練習し、それらの使い方を組
み合わせてご自身なりの打法をアレンジして定着
させると良いと思います。