松山選手と石川選手の差

学生時代から良きライバルと言われて来たのですが


Question

 

松山英樹石川遼、ここまで差が生まれた要因は

どんなところでしょうか??


Answer

 

一時期は良きライバルと紹介され、石川選手の方

が成績が良かったのを覚えています。

ところが逆転してから松山選手はどんどん成績が

上がり、今ではかなりの差がつきました。

 

一言で言えば石川選手はいじり過ぎです。

向上心をこじらせてしまったのだと思います。

松山選手は同じように向上心はあるのですが、保

守的な面があり、やたらと試行錯誤しない事が功

を奏したのではないでしょうか?

 

石川選手は半年ごとにこの 10 年間改造を繰り返

していますので定着する暇がありませんでした。

スイングは最低同じ事を 3 年ほどやらないとほと

んど定着しませんので、違う動きが出てミスが減

らないうちに違う打法へと改造すると、またそこ

から 3 年掛けて定着させる事になりますので、ま

た最初からやり直しを繰り返してきました。

 

したがって、この 10 年の間に右脚で蹴りを入れ

ていた打法があったのですが、それを定着させた

ら良かったのではないかと個人的に勝手に思って

いて、その打法以外はほとんどドングリの背比べ

でした。

 

ただ、左脚の蹴りを入れた時には完成しないうち

に辞めてしまったりしましたので、タイガー打法

をカンコピすれば本人が求めている打法として納

得して落ち着くような気がします。

 

ショットはそんなところですが、寄せに関しては

私は個人的には石川選手の方が引き出しが多いと

思っており、松山選手が実践では使わないロブシ

ョットなどは欧米選手なみです。

 

勝負は番手間距離の出し方と安定ですので、まだ

まだ勝負は決まっていないと思っています。

石川選手が今までに一番飛んでいた打法に戻し、

それを最低 3 年いじらなければパーオン率 100 %

は達成できるはずですので、あとはベタピン率を

上げて行けばいくらでも松山選手に追いつけると

思っています。

 

スター選手がやってはならない事の一つに打法の

改造と言うのがあります。

石川選手はどう診てもコーチ業として色々な打法

の研究をしているとしか思えない行動で、選手と

してはやってはならない事をしています。

 

妥協してこれを辞めるか、あるいは欧米打法を習

得して最低 3 年は改造しなければ、松山選手との

逆転劇も見られると思います。