Question
右利きの通常のフルショットではインパクト前
後はサムダウンをするくらい柔らかく使うので
しょうか？
それともトップでできたコックを維持すべくサ
ムアップで頑張り続けるのでしょうか？
ジュニアのことを考えると手首がサムアップに
耐えられるほど手首は強くないと思いますが、
いかがでしょうか？
Answer
手首の形は 4 種類と考えます。
コック、アンコック、掌屈、背屈です。
サムダウンとは左手の親指（サム）を地面に向
ける動作でフルアンコックする事です。
したがって、掌屈ても背屈でもサムダウンは出
来る事になります。
これは打法の違いで、アンコックせずに打つの
は仰る通りに難しく、高速時代にはハンドアッ
プにしてサムダウンして掌屈で打ちます。
これは子供や非力な人とは関係なく、遠心力で
アームシャフト角が伸びるのを無理に抑えず、
自然な形で打つ打法なのです。
タイガーウッズ以来、高速、そして超高速打法
が主流となった欧米打法は 30 年も前からこの
形に進化し、飛距離を伸ばして高速に相応しい
形になっています。
ところが日本は未だに「手元が浮く」と言って
それを嫌い、古い打法で高速で打とうとしてい
るために迷路に陥っています。
ただ、フルスイングはサムダウンするのですが
チップショットなどは手首を固めたままアドレ
スの形に戻して打ちます。
フルにアンコックしても、アームシャフト角は
グリップによって違います。
パームグリップはフルアンコックするとアーム
シャフト角は 180 度の直線になるのですが、フ
ィンガーグリップの場合には 175 度程度にしか
なりません。
前者はジェイソンデイ、後者はマキロイなどで
これは個人の好みと価値観で選択すれば良いか
と思います。
