Question
アドレス時には、下半身と上半身とでは、どれくらいの割
合で力を入れてますか?
今日の練習時に、上半身7割、下半身3割くらいの感じで打
ってみたら飛距離が今まで以上に打てました。
間違ってますか?
Answer
恐らく上半身にそれだけ力を入れていたと言う事で、緩み
が減って芯に当たったのかも知れませんね。
実際にはそれぞれの部位で力を入れる時と入れない時があ
り、一言で言えるような単純な動きではありません。
要はスイング中にどこの部位にどれだけ力を入れるかでヘ
ッド速度や方向が決まりますので、その打法の形(かた)
すなわちフォームを定着させる事が大切です。
飛距離を伸ばし、方向性を良くして再現性を高めるには飛
ばしの技を習得すれば 200 Y は 300 Y になり、90 台は 60
台になります。
感覚と経験で動作を覚えるのではなく、物理的にどんな動
作が飛ぶのかを具体的にメカニズムで覚える事です。
飛距離は 7 割が技術で 3 割が筋力です。
したがって、筋肉を増やしただけでも飛びますが、ガリガ
リの小柄な高校生でも 300 Y は飛ばせますので、まずは技
術の習得をお薦めします。
飛ばしの技は 20 種類ほどありますが、そのうちドラコン
ではない普通のゴルフでは 15 種類ほどあります。
それらを 4 割ほどづつ組み込んだだけで 300 Y は出ます。
ただ、若くて丈夫な人しかできませんので、すぐに体が痛
むような方は数を制限して、ほとんどの技を 2 割づつ組み
込むとか、あるいは 3 ~ 4 種類の技だけ 5 割ずつ組み込む
などのアレンジが必要です。
また、体の弱い部位を避けて、使える部位を使う技だけに
する事や、普段はコントロールショットだけにするなど色
々なノウハウがあります。
腹筋、腰、両脚の筋肉はかなり強力ですので、腕だけで打
つよりは相当飛距離が出ますので、それらの部位を使った
飛ばしの技を習得してみてください。
想像を絶する世界に入れると思います。