Question
ローリー・マキロイが 300 ヤード以上も飛ば
せる秘訣は何でしょうか。
マキロイは身長が高いわけでも筋骨隆々という
わけでもないのに非常に飛距離が出ます。
私はまだ 30 歳手前ですが、ドライバーで最高
230ヤードほどで大変情けなく感じています。
トッププロと私のようなヘボアマチュアでは全
く比較になりませんが、少しでも参考にできる
ところがあれば見習いたいと思います。
Answer
マキロイは最近は 360 Y とか平気で出しており
平均で 320 Y とかのスタッズになっています。
平均と言う事はアイアンで出るホールもありま
すので、ドライバーはそれ以上に出ていて、お
そらくキャリーと同じ数字になります。
飛距離は飛ばしの技術が 7 割で筋力が 3 割です
ので、質問者さんも飛ばしの技の全てを習得し
てトレーニングすればあと 100Yは飛距離を伸
ばす事が可能です。
これは生まれつきとかセンスとかではなく、具
体的に体をどう使ってどう動かすかの話です。
また、生まれつきの筋肉の質とか人種とかでも
なく、どれだけの技術を習得できるか、そして
その動作に使う筋肉をどこまで増やせるかで飛
距離が決まります。
その技術を知らない人は大柄で速筋でないと飛
距離が出ないと自分の飛距離のなさを正当化し
たがりますが、一度その技術を知るとどんどん
飛距離が伸びて行きます。
この飛球術は 15 種類ほどあり、一つ入れると
10 - 15Y ほど飛距離が伸びますが、その場でで
きる簡単な物から、かなり訓練をしないとでき
ない複雑で難易度の高い高等技術まで色々とあ
ります。
マキロイはタイガーウッズのコピーでタイガー
打法を習得しています。
30 年前のタイガーウッズは群を抜く飛距離で
ゴルフの世界の改革をしたスター選手です。
タイガー打法はその昔のクラシック打法に近く
現在世界のトップ選手達のお手本で主流となっ
ており、革命的な打法に進化しました。
したがって難易度が非常に高く、そう簡単に真
似する事ができず、しかもその打法はまだ日本
には上陸していません。
これが日本と欧米の違いでもあり、その技術を
習得する事でマキロイと同じ飛距離を出す事が
出来るのですが、ほとんどの方はまだその存在
すら知りません。
飛距離は生まれつきだと解説していたゴルフ界
のドンや昔のトップ選手などがいるのですが、
最近は YouTube などのお陰で腰を止めて捻じり
上げるワインディングの技法などの見て解る部
分は少しずつ真似する人が出て来ています。
このメカニズムの解説はミクシーのバーチャル
ゴルフ教室で紹介しており、ほとんど言語化さ
れています。
また、動作は動画などでの解説もありますので
それらしきスイングはできるかと思います。
スイング解説サイト
https://www.youtube.com/user/SwingAnalyst/videos
