歩き出してからインパクトまで 12 秒
Question
質問です!
私は、ゴルフのワンショットに大体4~6秒くらいかけるんで
すけど遅いですかね?
普通はどのくらいでショットするのが理想なのでしょうか?
Answer
打つ前のプリショットルティーンは別で、アドレスしてから
打つまでの事でしょうか?
まさか、テイクバックの始動からフィニッシュまでの時間で
はないですよね。
プロは時間を掛けて打つのは 2 打目からです。
ティーショットはほとんどドライバーで、どこを狙うかは覚
えており、ティーマーカーの位置は毎日変わりますが、よほ
ど短いホールで突き抜けない限りはほぼ同じところを狙って
打ちますので、あまり考える必要がありません。
ところが、ピンに近づくほど精度を上げる必要がありますの
で 2 打目からは番手や打法選びに時間が掛かります。
風の方向や強さ、グリーンまでの高低差、グリーンの硬さに
よるスピン量、ピンの位置による落とす場所の選択、番手や
打ち方の選択など、忙しいのがアプローチです。
したがって、おおまかな番手と打ち方を決めたり、素振りを
するのは準備エリアで、決まったら球まで歩いて行きます。
これにプロはかなりの時間を使うのですが、少しもスロープ
レーには見えません。
ところが、アマチュアがなぜかスロープレーでなかなか打た
ない事でイライラする事があるかと思いますが、その原因は
時間配分がひとつあります。
遅いと感じるのはアドレスに入ってからが長いからです。
もたもたとなかなか打たない人がいますが、これが同伴者の
反感をかう一つの要因です。
誰が見てもスローに見えない時間があります。
準備エリアから歩き出す瞬間からインパクトまでが 10 秒か
ら 15 秒が一番違和感のない間合いで、練習は 12 秒程で必ず
打つという練習をするとそれに慣れて来ます。
アドレスしてからなかなか打たない人は色々な確認をして遅
くなるのですが、動作組み込み直後なら分かりますが、何年
も同じ打ち方をしていながら確認する必要がないのにやって
いる場合があります。
パターなどは顕著で、あまり考えているとメンタルにきて逆
効果になる事がありますので、一度確認せずに打ってみると
意外にナイスショットが出たりします。
その場合はそろそろルティーンを変えて短縮すると良いでし
ょう。