Question
スイングで、よく腕は剣道の面の動きとか言われていたり
しますが、私は剣道何かやったことが無いのでさっぱり分
かりません。
誰でもわかる動作で喩えてもらえますでしょうか?
Answer
私も剣道をやった事がないので良く分かりませんが、言い
たい事は横に振るのではなく縦に振れと言う事ではないで
しょうか。
人間は横に振る力の 10 倍は縦が強いと言われていますの
で縦の動作を最大限にする事で飛距離が伸びます。
居合いの竹切りなどは右斜め上から左下に斜め縦に降ろし
て太い竹を一気に切ります。
この動作をゴルフに活用する事で最もパワーの出る打法に
なるのはクラシック時代のスイングを見ても分かります。
しかし、ゴルフはスイングと言う語源のように横降りだと
言う印象があります。
手で横の動作にパワーを入れるとすると肩で引っ張るしか
なく肩を回すには腰を回して引っ張り、腰を開くのにパワ
ーを入れるには両脚の蹴りを使います。
下半身は全身の7割の筋肉があると言われていますので、
脚腰の力を使わない手振りの方は飛距離が出ないのです。
手振りでも手を縦に落とす力は最高にパワーが入りますが
横は体で作るという分業が必要なのです。
そしてこの縦と横の力のバランスによって軌道が変わるの
でバランス調整が必要です。
し、次にクラブを斜め縦に落とし(ダンプ)、それから肩
を回わすターンの順序でスイングします。
トップするのは腰の開きなどの横が強いので、引き落とし
や後ろ打ちなどの縦を強くしてバランスを取ります。
また、逆にダフる場合は横が弱いので横を強くして調整す
る事でしっかりと芯に当てる事が可能となります。
剣道の面の例えが分からなくても杭打ちとか、薪割りなど
の動作は分かると思います。
縦の力を最大限に活かすには、それにともなったボディー
ターンと言う横の動きを習得されては如何でしょうか?