Question
コガミホって元女子プロゴルファーがアイアンは内側に肘
が当たるくらい引き込んで打つ!
ズボンのベルトの真ん中に肘が当たるくらいスレスレに!
と言ってましたが、そんな感じで振るのでしょうか?
Answer
日本女子の打法は欧米男子とは違って前傾が立っていてイ
ンサイドイン軌道が主流ですのでフトコロにスペイスが少
なく、右肘がお臍があった位置まで入りません。
したがって、肩を先回りさせて右肘は右腰が邪魔して中に
入らないため右腰と一緒に回転させて打っています。
欧米打法はもっと前傾が寝ていてしかもハンドアップでス
クエアにインパクトしており、腰引きが大きい事からかな
り懐にスペースがあり、右肘は内側に完全に入ります。
(この腰引きによってスペースを作る事を Clear the body
「邪魔な部位をどける」とアメリカでは解説しています)
トップで右肘の角度を作ったら、ドライバーなら 90 度以
上曲げていますので、両腕と胸でできる三角形は崩さずに
そのまま右肩を下げながらインアウトに降ろすと、右肘は
勝手にお腹の前の空間に降りてきます。
このフォームは引き落としの力が最大に使える斜め縦の力
で、極端ですが手がハンドファーストの位置までそのパワ
ーが長時間使えます。
それに対して日本女子の主流打法は右肘が途中で右腰に引
っ掛かって途中で縦の力は終わり、残りは肩を先回りさせ
ながら右肘を伸ばすパワーで打っています。
古閑美保選手がどちらだったかは覚えていないのですが、
ベルトにスレスレと言う意味が右腰の外なのか内側なのか、
いずれにせよ体の近くを通す事は大切な事です。
また、ダウンスイングで右脇が空く方は右手でヘッドを走
らせようとチキンウィングの形で打つため、リリースが早
まってダフる事があります。
出来るだけ右肩を落としながら右肘を体の前の懐に入れて
右手はインパクトから目標方向に向かって押し込むだけに
使えるようになるかと思います。