Question
野球のスイングを斜めにし、左足の踏み込みと右足の蹴り
で回転すればいいのですか。
Answer
はい、それでも十分に飛距離は出せます。
大柄で甲子園級の選手だった人達は簡単に 300 Y は出せる
ようです。
ただ、マキロイのように小柄でキャリーで 320 Y とかを出
せる選手は体や脚、腰などの使った飛ばしの技を組み込ん
で、より飛距離を出しています。
野球で言う踏み込みとは体重移動です。
体重を乗せて打つとボールに重量が掛かり、ボール自体の
反発力を最大限に利用する事ができます。
マキロイ打法はまず踏み込む前に右足で地面を踏みつけ、
体重移動をしながら左の足で蹴って腰を開き、その直後に
右脚で蹴りながらインパクトで押し込みます。
野球の踏み込みからの右足の蹴りだと右から左への体重移
動だけですが、マキロイ打法では体重は 2 往復しています。
また、前屈や側屈によって縦の引き落としを使いますので、
ダウンスイングは前半は縦、そして後半が横で分業によっ
て縦に降ろす時間を長くすると H S がさらに上がります。
下半身の筋肉は全体の 70 %と言われていますので、足腰
のパワーは手打ちよりも何倍も活用できます。
爪先や足首、膝や腰などを十分に使った打ち方は下から上
へと力が伝達され、ムチのような効果を発揮します。
ムチの先は音速を超えるほど速くなるのは手元から先まで
がしなって時間差によって張りとバネを使えるからで、ス
イングも同様に下から上へとムチの動きによって H S を上
げる事が可能です。
ゴルフは野球の 3 倍の距離を打つ事ができますので、下半
身は土台ではなく原動力となりますので、その動作はもっ
と難易度は高いのですが効果的です。
ゴルフの飛ばしの技はドラコン競技なら 20 種類ほどで、
普通のゴルフでも 15 種類ほどは組み込む事が可能ですの
で、野球経験者の方はぜひゴルフ用の飛ばしの技を習得さ
れると良いと思います。