モダンスイング 21

欧米打法の伝承

フォローで左肘が伸びない

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意識して両腕を伸ばしたままフィニッシュ

Question

フォローで左肘がどうしても伸びません。
色々なレッスンプロに習ったんですが、ずっと治らないの

で教えて頂けますでしょうか。

 

レッスンプロに習った内容は
①フォローで右前にクラブを放り投げる感覚
②ダウンスイングも右側から大きく振る
インパクト前からアームローテーションの感覚
④フォローで頭と腕が引っ張り合う感覚
⑤ハーフスイングで伸ばす練習をする
(ハーフスイングでは伸びてました。)

スイングも見ずに教えるのは難しいでしょうが、
ヒントになれば助かります。
参考にしたいので宜しくお願いします。

 

Answer

すでに癖になってしまったのですね。
ゴルフを始めた時から正しい動作で練習していればこのよ

うな遠回りはなかったと思うのですが、治らない癖はあり

ません。

しかし、一度定着した動作を変えるのは新しい動きを定着

させるより難しい事もありますので、その覚悟が必要です。

 

恐らくインサイドアウトで振る動作と、手元を浮かせてフ

ルアンコックする動作が出来ていないのだと思います。

この動作で両腕がフォローで伸び、ハイフィニッシュにな

ります。

ところが、手元が浮かないようにクラブを引き付けてと言

う昔の打法で振っているために、フォローでインサイド

引っ張って折り畳みが早くなる事があります。

 

いままでに何回振ったか覚えていますか?
折り畳みが早くインサイドに引っ張るフォローで何回スイ

ングされたでしょうか?
そのスイングの数を上回るほどの反復をしないと治らない

かも知れません。

 

フォローは縦軌道の方が方向が良いので、できるだけハイ

フィニッシュにすると良いのですが、ハンドアップのハン

ドファーストで打つ練習も役に立つかと思います。

 

最初はなぞりで初めて、半年くらい掛けてインサイドアウ

ト軌道で両腕を伸ばしたままフォローで頂点に行くまで両

肘を曲げないと言う練習です。

 

少しずつ速度を上げて行く事で慣れてきます。
まずは球は打たずになぞり、そして素振りでスローモーシ

ョンを一万回、それからゆったりスイングでさらに1万回、

それからそのゆったりで球打ちを1万回で、常に動画で撮

影しながら正しい動作が振っているかどうかを確認する事

です。

 

古い打法ではダウンスイングでは手元が浮かないようにと

引き付ける指導をしていますが、高速打法、超高速打法の

現代の欧米では目標の右方向に向かって体から離れるよう

にほおり投げる動作に進化しています。

 

これは遠心力で外に出ようとするクラブを無理やり引っ張

って引き付けるのを辞めたのです。

コントロールショットやリゾートスイングなら出来るので

すが、300 Y も出す打法では難しいので 80 年代後半にこの

形が流行り出し、それ以来世界の主流になっています。

 

しかも、アームシャフト角を伸ばしてフルアンコックする

事で、無理やりアドレス時の角度を保とうとする必要がな

く、ごく自然に高速で振る事ができるのです。

 

また、フリップ動作が入ってインサイドに引く人も肘が伸

びない事もありますので、左手首を甲側に折らずにリスト

トーテーションに替えて練習して下さい。