Question
私は今年28になる男ですがヘッドスピード 43.8で 240 Y 行
かないくらいだと思います。
ドライバーの飛距離は生まれつきという話を聞きましたが
練習でどれくらい飛距離は伸びるものなのでしょうか?
飛距離が全てでは無いと思いますが300ヤード以上飛ばして
みたいです…。
回答よろしくお願いします。
Answer
飛距離は 7 割技術で 3 割が筋力です。
180 Y の方が 260 Y になったり、220 Y が 280 Y になったり、
すでに 300 Y 出していた方は 360 Y 出してドラコン大会で優
勝したりしています。
もちろん、その技術を習得安定させるための丈夫な体は生ま
れつきと言う事はあるかと思いますが、重い物を持ち上げて
椎間板をおかしくしたり、無暗に振り回して靭帯を傷めたり
しなければ、ほとんどの方は飛距離を伸ばす事が可能です。
ただ、その技術を知らない人、重要視しない人、難易度が高
過ぎてその動き自体ができない人などはいます。
そして、何より重要なのはやる気です。
ゴルフは忍耐のスポーツで、この飛ばしの技を習得する所か
ら忍耐が始まり、やる気さえあれば出来るのです。
難しい動作の連動で、僅か1秒半の中で15種類もの技を組
み込むために根気が必要です。
ただ、一つ一つ丁寧に指導通りに組み込んで行けば誰にでも
できる習得方法があり、長年の欧米の歴史の凝縮が教科書に
なっています。
欧米打法が上陸していない日本では世界に通用するような飛
距離を出せるプロ選手もほとんどいませんので、選手側も教
える側もその技術を知らないことで欧米打法自体を否定して
いるのが現状です。
動画で飛ばしの技をいくつか否定し、独自の理論でガラ系を
普及しているトッププロやプロコーチなどが現在主流となっ
て日本のゴルフ界が出来上がっているようです。
世界には飛ばしの技が数多くあり、日本人選手はその中の半
分から 6 割程度しか組み込んでいませんので、欧米選手の中
では置いて行かれるのは皆さんご存知の通りです。
300 Y を出すのでしたらその技術の 9 割を組み込んで安定さ
せる必要があり、それを習う必要があります。
また、趣味や遊びを全て犠牲にして、週に 5 日は練習を継続
し、基礎から全てをやり直しするだけのやる気があるなら可
能性はありますが、まずほとんどの方は考えが甘く、簡単に
出せると勘違いしており、そこまではしたくない、と言う方
もおられます。
まして、欧米打法を教えているのは日本では高橋塾だけです
ので、入門しない限りはどんなに頑張っても、独学で真似事
は出来ても完全にマスターするのは無理だと思います。
簡単にワンポイントでコツや秘訣を教えてもらえば 300 Y 飛
ばせると思っている方や、地道な事がコツコツと出来ない方
は技術の習得はできません。
日本は解説できない職人が多く、技術は盗む物だとか言いま
すが、病院で診断や治療を見て盗んでお医者さんに成れると
思っている人達で、実際にゴルフをマスターしたかのような
人達が大勢いるようです。
ミックシーのコミュニティーで欧米打法の 7 割程度の中から
言語化できる部分を紹介していますので、まずはそれを読め
ばどんな技術があるのかくらいは分ると思います。