モダンスイング 21

欧米打法の伝承

モリカワが初めてシャンク

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人種や身長ではなくゴルフは技術

Question

モリカワ選手がZOZOで生まれて初めてシャンクしたと言ったそ

うですが、そんなことってあるんでしょうか?


Answer

アメリカの女子プロで一度も OB を出した事がないと言う選手が
いました。
幼少期には飛距離がないので出さず、大人になるまでには上手く
なっていて曲げなくなったからのようです。

 

モリカワ選手はロスで幼少期からコーチに基本を習ってしっかり

と練習した事で、シャンクの原因となる動作などの余計な動きが

なく、それでシャンクを出した事がなかったのだと思います。

 

適当に打たせてダメ出しで治すと言うレッスンではなく、最初か

ら基本動作をしっかりと教える事で余計な遠回りをしなくて良い

と言う事です。

 

そしてメジャータイトルを取るにはシャンクの経験は必要ないと
言う事を証明してくれたのかも知れません。

ではなぜ今になってシャンクが出たのでしょうか?

 

それはズレです。
何年歴があっても、どんなレベルの人でも軌道がズレる事があり、
その軌道のズレはどこかの筋肉が違う動きをしたと言う事です。

ゴルフは再現性だと言われますが、数十カ所の筋肉が毎回全く同

じ動きをするとは限らず、誤作動したり血流が悪くて動きが鈍っ

たりする事もあるのです。

 

そして、徐々にそれが自然になって行き、軌道がズレても気が付

かず、当たりが悪くなってしまうのです。

そしてもったいないのはほとんどの人が試行錯誤して何とか帳尻

を合わせて治ったと勘違いする事です。


見た目では何一つ変わっていなくても、mm 単位でズレていたり、
また、どこかの筋肉に力が入っていなかったりで違う事をしてし

まい、長年の間に球との距離がどんどん変わってしまったり、プ

レイン角度が変わってしまい、フォームが徐々に変わる事で再現

性が落ちるのです。

 

そのために40年の歴があるプロでも75%は基礎練習と言って

毎日練習するのは、そのズレを最小限に抑え、ズレたら調整して
もとに戻すと言う作業が必要だからです。

 

ゴルフは好調を維持する事が大変難しく、若手がどんどん出て来

ては消えて行く世界です。
その中で消えない選手が何人かいます。

シードを落とす事もなく常に良いスコアで回る選手ですが、再現

性だけではなく持続性も高いのです。

 

それは自分で診断し、自分で修正するだけのノウハウを身に付け

ているからです。

できないうちはコーチに診てもらって何度も何度も治してもらう

という作業を繰り返しながら、診断力や修正力を養うと良いでし

ょう。