モダンスイング 21

欧米打法の伝承

日本のプロはなぜ飛ばない?

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欧米打法はインパクトの形すら違う

Question

世界は 400 ヤードに迫ってるのに、日本のプロたちは何をやっ

てるんでしようか??
中島アマの飛距離が魅力、武器とか言ってるけど、アメリカ行

ったら飛ばない部類ですよね??

 

Answer

追い風や打ち下ろしなどで地面が硬かったりするとアメリカで

はそのくらいは飛ばす選手は何人かはいると思います。

しかし、デシャンボーとかのドラコン打法で打っている選手は

別として、無風の平坦でキャリーで 300 Y ほどを出す選手はさ

すがアメリカでも 100 人ほどです。

 

日本ではランも入れて 300 Y ほどの選手は何人かいるかと思い

ますが、キャリーで、あるいは平均飛距離が 300 Y と言う選手

は数えるほどかと思います。

 

この差は日本にはまだタイガー打法が上陸していないからです。
これは 30 年の遅れで、その飛ばしの技術を習得しようとしてい

ないからです。

 

今回の ZOZO をある人が見に行ったのですが、自分の方が飛ぶ

くらいだったと言っていました。
彼はタイガー打法の9割ほどの技術を習得している段階で、そ

れでも 7 番アイアンで 210 Y ほど飛ばす事があります。

 

飛ばしの技はドラコン打法では 20種類ほどあり、タイガー打法

は 15 種類ほどはあります。
これらの技を全て組み込んでからバランス調整やタイミング調

整を行い、効率を上げて定着させれば誰でも 300 Y は飛ばせる

ようになります。

 

ただ、それだけ多くの動作を1秒半のスイングに組み込むと言

う事は鉄棒競技の難易度でいえばHとかのレベルです。
その飛ばしの技の中には難し過ぎて出来ない物があったり、途

中で諦める人もいるくらい動作自体が難しいのです。
飛距離は出せば出すほど難しくなると言う事です。

 

動作組み込みだけで初心者だと 3 ~ 4 年は平均掛かりますし、

精度を上げて定着させるにはさらに平均 2 ~ 3 年は掛かります。

 

その間にズレの修正を行い、癖が出たら矯正して排除し、より

効率を上げてそれぞれの動作のタイミングを合わせる作業が必

要ですので、その打法の指導をする人も日本にはほとんどいま

せんし、古い打法や間違った理論でダメにしてしまっています。

 

日本人もこの打法をマスターすれば、決してアメリカツアーで

も負けないほどの飛距離が出るはずです。

 

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日本男子の主流インパク