計測器によって飛距離が違う

 

Question

 

メーカーや機種などの違いで室内練習場によっ

て飛距離やスピン量などの数値が違い、どれが

本当なのか分かりません。

 

室内練習場も増えて、行く場所によって違って

いても上達には支障はないのでしょうか?

 

やはり数値が厳しいと不満になりがちで、どう

しても上乗せした機種を選んでしまいます。

 

どう対処すれば良いのでしょうか?

 

Answer

 

これはゴルフ場でも同じです。

軽井沢などの標高の高いゴルフ場は空気が薄い

ので良く飛びます。

でも、軽井沢だけしか行かないと言う人はいな

いのと同じです。

どんなコースでも攻略できないと一人前にはな

れませんので、海辺に違く空気が潮風で重くて

も、小雨が降っていて飛ばなくても試合はある

のです。

 

プロはその場所の番手表を作ります。

メキシコでは標高が 2000 m ほどあって飛距離

が 15 %伸びるので 300 Y 打つと 350 Y 出るの

でそれぞれの番手の距離を書き出して、それを

見ながら試合をしています。

 

このような対応をやはりアマチュアもするべき

だと考え、室内練習場でも場所によって番手表

を作って、それを見ながら練習をすれば良い事

なのです。

 

これは番手ずらしをしたアイアンなども同じで

このセットの 7 番は 160 Y だけど、この 7 番

は 190 Y 出る、と言う事が現実としてあります

ので、何番で何ヤードと言う表をそのセットご

とに作れば良いだけの話です。

 

屋外練習場でもいい加減で、レンジボールは飛

距離が 1 割短いのでヤーテージの看板も 1 割

短く設置しています。

これで大体どのくらい飛んだかが分かりますが

練習場によって、あるいはボールによって飛び

具合はまちまちなので、その場その時に応じて

対応する必要がもともとあったのです。

 

現実的にどのシュミレーションが本当のゴルフ

場に近いのかは実際に行ってみて、ご自身のコ

ースボールで打ってみて、最初の 3 ホールほ

どでプロは分かります。

その日の天候やご自身の体調などによっても常

に一定ではありませんし、前半と後半だけでも

違い、好調不調や天候の変化でも番手表はその

場その場で作らなければなりません。

 

特に寒い冬場は一本分ほどは長い番手を持つと

言うのが定石ですので、どの機械が正確なのか

ではなく、どの機械でも思ったな距離が打てる

ように練習しましょう。