Question
冬場の練習場でドライバーを打つ時(気温10度以下)、
たまに極端に飛距離が出ない時があります。
飛んでる時に比べて、キャリーで10ヤード以上は飛んで
ません。
捕まらない、打球が低い、急に失速、キャリーが出ない。
なぜ???
Answer
メーカーは 5 度までは飛距離は変わらないと言うのです
があくまでも地上 1m 50cm の気温での事で、実際に打
つ時は凍るくらい冷たい地面の上で、かなり冷えている
はずです。
ヘッドの反発力とボールの反発力の両方で飛距離が落ち
るのは仕方がない事です。
また、沢山着込んでいる事で肩が充分に回らない事や、
寒い事で充分に体が動かずに芯を外す事が多く、その分
も飛距離が減る原因となります。
アイアンなどは1本分くらいは短くなる事もあり、逆に
地面が凍っているとドライバーでランが出て普段よりも
飛んだと感じる事もあるかと思います。
雨の日も同じで雨粒の抵抗でかなり飛距離が落ちます。
海辺のコースは風だけではなく、空気自体が湿気によっ
て重いなど、ゴルフは自然とも戦わなければなりません。
逆に標高が高い地域では飛距離が伸びて、PGAの大会で
もメキシコなどでは 15 %飛距離が伸びる所もあります。
このように常に同じ HS で打っていても飛距離は変わり
ますので、その都度状況に応じて番手表を替える事が大
切です。