FW が凍っていると逆に転がって飛距離が伸びる事も
Question
寒い時にいくらナイスショットしても飛距離が
落ちているのですがそんなものでしょうか?
また、地面がガチガチで打ち込めないので寄せ
が上手く行きません。
どうしたら良いのでしょうか?
Answer
はい、冬場は飛距離が落ちます。
夏場と同じ飛距離を出そうとして力んで、スイ
ングを崩さないように普段と同じ振り方でスイ
ングする事が大切です。
ボールの素材の性質で 5 度以下は極端に反発
力が落ちるようですので、その日の番手表を作
ります。
例えば軽井沢などの標高が高いコースでは空気
が薄いので夏場でもその分飛び、海辺の潮風で
湿気があったり、小雨が降っただけで飛距離は
落ちます。
また、体が温まっていない最初の数ホールの距
離と温まった時の飛距離も違いますのでそこで
違う番手表によって選択をします。
高齢者などは後半に疲れて来たらまた飛距離が
落ちますので、その分余計に打たなければなり
ません。
ご自身でこのクラブは何ヤードと決めつけてい
るとこのような条件の変化に対応できなくなり
ます。
PGA ツアーのメキシコでは 300 Y 飛ばす選手
は 350 Y になりますので、その場、その日の
番手表を作ります。
そして地面が硬い時のショットは祓い打ちでタ
ーフを取らない打ち方にして転がしを使い、最
初から地面が硬い事を想定して番手や打ち方を
変える必要があります。
また、寄せなどで球が浮いていない場合も転が
しが優先で、ラフからでもパターが使えたりし
ますので、冬場はプロでもやらない余計な引き
出しが必要になってきます。
それによって普段の内容がおかしくなる事もあ
りますので、シーズン中のゴルフを崩したくな
ければ室内のシュミレーションで楽しむのが一
番だと思います。
暖かいところで往復の時間も不要で半分の時間
でラウンド出来ますので、毎日 2 ラウンドでき
パターを省略すれば 1 時間で 18 ホール回る事
も可能です。
冬場は通常休む事も大切ですが止められない方
は課題の克服で、苦手を無くし、欠点を克服し
弱点を強化する事をお薦めします。