グリーン右手前に池がある時



Question

 

アプローチでフェアウェイの右半分は池の時、

池越えだとどうしても力んだり緩んだりしてみ

ごとに池ポチャになります。

 

どのような攻め方で何に気をつけて打つと良い

のでしょうか?

 

Answer

 

基本的に池の上を超えたくないので、左からフ

ェイドで回して打つのが定石です。

 

左を向いて球を左に置き、フェイスを開いてス

タンスの方向にストレート打ちです。

これで芯を外してもダフっても池は回避出来、

上手くフェイドが掛からなくても取り敢えずグ

リーンには乗るか寄せワンの位置です。

 

また、風が右左の場合は曲げ幅を大きくし、左

右の場合は曲げ幅を小さくして風に乗せてピン

に近づけます。

 

距離が短い場合、受けグリーンで柔らかい時は

スピンバックして池ポチャの危険性があります

ので、フェイドが掛かる範囲内で長めの番手を

持ってコントロールショットにするかスピン量

を減らして落ちた位置で止まるようにします。

 

逆にグリーンが硬くて止まらない可能性が高い

場合にはハイフェイドでスピン量を増やして打

つと良いでしょう。

 

ただ、状況によってはどうしても池やクリーク

超えを強いられる場合がありますので、緩まず

に、また強打せず、冷静に打つ度胸も必要です

ので、グリーンの中央を狙うか、あるいは真っ

直ぐにピンをデッドに狙ったりする練習も必要

かと思います。


いずれにせよ長い番手で力を抜いて打つと緩ん

でミスが出ますし、短い番手で無理すると引っ

掛けたりしますので、どんな距離でもバランス

を崩さない打法の引き出しが必要ですので、最

後に頼れるのは十分な練習量で身に付けた技能

です。