同じ番手で 30 Y違う

 

 

  狙った距離を打つ練習が必要

Question

 

同じ番手で 30 Yも飛距離が違うのですが、な

ぜでしょうか?

力加減やスピードは一切変えていません。

 

Answer

 

58 度では 60 Y から 90 Y まで打ち方で飛距

離が変わります。

これは張りだけで 30 Y の差が出るので、これ

に腰や脚などを使えばもっと差が出ます。

 

ゴルフは飛ばせるだけ飛ばすのではなく、思っ

た距離を打つことが大切で、同じ 70 Y でも 58 

度、54 度、50 度、PW とそれぞれで打つ事が

出来ますので、それぞれの打法を定着させると

狙った飛距離を打つ事が出来るようになり、そ

れがベタピン率を上げる秘訣です。

 

タイガーウッズはウエッジで 60 - 90 Y を意

図的に打ち分けます。

モリカワ選手も朝の立ち上げで 58 度で 3 種

類の打ち方を練習すると言っています。

 

同じ距離を違う番手で打つとスピン量が変わり

ますのでグリーンの硬さや打ち上げ、ラフから

などのライに合わせて打法を選択します。

 

ケプカは PW 以下は 5 種類の打法を持ってお

り、メジャーでも何度も優勝する選手は 2 - 3

ヤードの縦距離を打ち分けます。

タイガーウッズやジャックニクラウスは 9 種

類の球種で好調時には 1 Y ずつの縦距離を打

ち分ける技能を持っていました。

 

彼らは 150 Y 以内( 9 番以下)はデッドに狙

ってワンパット圏内に止める事が出来ます。

スピンバックでもどさず、スピンコントロール

をしながら落ちたその場で止めるのです。

 

硬いグリーンは短いクラブで飛距離の出る打法

そして柔らかい時は長い番手でコントロール

ョットと言う具合に多くの引き出しを持ってい

る事でメジャーに何度も勝てるのです。

 

マチュアでも 3 種類くらいのフォルダーが

欲しいので、そこに腹筋を使う、右足の踏みつ

けを入れる、左足の突っ張りを入れるなど、何

を組み込むかで飛距離が変わりますので、それ

ぞれの打法を組み立ててそれらを定着させるよ

うにしましょう。