体重を乗せただけでも飛ぶ
Question
私は 20 年以上ゴルフしているのですが、年齢
とともに飛距離が落ちホームコースで 2 打で
届かなくなっています。
あと 10 Y 出せれば乗るのですが、どうしたら
飛距離を伸ばす事ができるでしょうか？
Answer
方法はいくつかあります。
本来はシニアティーからプレーする事がお薦め
なのですが、どうしてもプライドが許さない方
は多少ですが伸ばす事が可能です。
まず、飛距離を伸ばす動作を追加する事です。
これは人によって違い、既に組み込んでいる動
作ではなく、まだ入れていない飛ばしの技を組
み込む事です。
そして、改造するのではなく補正や追加程度の
動作組み込みで済むようにすると今まで培って
きた打ち方の再現性を崩さずに済みます。
たとえば体重移動が少ない方は大きくする事で
飛距離は 10 Y - 20 Y は伸びます。
テイクバックで左脚の力を抜いておくと、テイ
クバック中に左に体勢が移動していきます。
この時に重心と腰は左に移動させるのですが、
胴体は前屈や右側屈を入れながら頭を残してそ
のままにするとトップではすでに体に弓の曲線
が出来ており、切り返しで右脚を使って目標方
向にプッシュすると左の壁まで腰が移動して球
に体重が乗ります。
また、その体勢の弓によって左サイドに張りが
出ますので、その張りで打つ事でさらにヘッド
スピードが上がります。
この体重を乗せた弓のパワーで軌道をいじらず
に飛距離を伸ばす事が可能です。
この動作中右脚で地面を飛球線後方に押すと強
制的に体重移動が大きくなります。
また、後ろ打ちを入れる事でも捉まる事で飛距
離が伸びてスイング自体が楽になります。
できるだけ左の肩を止めたまま引き落としをし
てから回転させる打ち方で、捉まりの良くない
方は試してみると良いかと思います。
中高年の方々は力で飛距離を伸ばそうとすると
故障の原因となりますので、体重や張りを使っ
て無理のない改善をされると良いでしょう。
