打ち上げ軌道のハイフィニッシュ
Question
ウェッジの距離は番手どうりの距離が出ますが
弾道が高く上がります
高く上がり過ぎると距離を損するので低く打っ
た方が良いのでしょうか？
Answer
持ったクラブの最大距離を出そうとするのはゴ
ルフではありません。
飛ばして良いのはドライバーだけです。
打球の高さは上段、中断、下段と 3 種類に打ち
分けられるのが理想です。
これによって縦距離を調整します。
構えた位置を上段とすると、拳 2 個分目標側
に倒すと中断、4 個分で下段となります。
この手の位置を調整するのは難しいので、最初
は球の位置を変えます。
ウエッジでしたら真ん中が中断、右に半分から
一個分ずらすと下段、そして左に半分から一個
分ずらして置くと上段となります。
現在、真ん中に置いて高く上がり過ぎるのでし
たら、これを上段の引き出しとして安定させ、
ハンドファースト度を上げてもっと左で打つ練
習をして中断と下段の駒を揃えると良いかと思
います。
これは個人によって様々でどれが正解でもなく
必要な時に必要な距離を打ち分けが出来る事と
再現性を上げて維持させる事で、その目的はベ
タピン率を上げる事にあります。
これに今度はストレート、フェイド、ドローと
球種を換えると 9 種類の球筋が出来ますので
最終的にはこの全てが使いこなせるようになる
事を目標として下さい。
また、高さは打ち方でも調整できます。
低いフィニッシュだと低弾道、ハイフィニッシ
ュにすると高弾道と、タイガーウッズはこれを
お父さんから習ったと言っています。
フォローを高くするイメージだとハンドレイト
になり易く、低い位置で止めようとするとハン
ドファーストになり易いからです。
ハイドローやローフェイドを打つ技法としてア
プローチの駒を増やすと、曲げ幅だけではなく
球の位置を変えずに高さでも曲げ球で出す事が
出来るようになります。
ゴルフは技術の伝承で、よりレベルの高い技術
を使ってスコアを伸ばす能力を高める事で、今
までとは違う攻略法でスコアアップする事が出
来ようになるでしょう。
