バウンスは少ない方が良い

 

 

Question

 

ウェッジってバンズ角が少ないほうが噛んだり

ざっくりしにくいのでしょうか?

 

Answer

 

ウエッジのバウンスとはリーディングエッジの

反対側で、ソールの幅とは関係なく傾斜の角度

を言います。

 

一般的なのは 8 度、10 度、12 度などで 8 度

以下は芝用、 12 度以上はラフ用と昔から言わ

てれいます。

 

ただ、これはラフではダルマ落としにならない

ようにバウンスで球より沈まないようにとの理

由が一つですが、それ以上球が浮いている場合

には関係なく、砂から打つ時には沈み難いと言

う理由から 14 度とかを使う場合があります。

 

ところが、そこよりも打ち方で 8 度でも問題

なく砂に沈まない打ち方も出来るので、本数に

制限がある以上、芝から打ちやすい物を入れて

いる人が多いようです。

 

プロなどはソールを削ってバウンスを減らし、

より球の下にヘッドが入って芯まで届くように

加工している人が大勢います。

 

花道などはヘッドが球の下に入らずにトップす

ることがありますので、できるだけバウンスの

ないウエッジが求められています。

特に短い寄せは打ち込むと飛びすぎてしまいま

すので払い打ちをしたりするにはバウンスが邪

魔して芯まで届きません。

噛んだりザックリは振り方にも問題があるのか

も知れません。

 

これは手を使わず、肩だけで打つ事やグリップ

を緩めずに一定の力で握っている事も大切で、

コックのリリースはせず、構えた形のままイン

パクトすると良いでしょう。

 

また、硬い花道からは 9 番アイアンなどで転

がすのが安全で、どうしても上げないとならな

いケースは 58 度などでもバウンス 4 度を使っ

てフロップショットやロブショットなどで寄せ

ると良いでしょう。