バウンスを使うとはどういう事？ - ゴルフスイング研究所

Question

ウエッジで良くバウンスを使うと言う言葉を聞くのですが、実

際にどのように使うのでしょうか？

Answer

バウンスとは写真の矢印の部分をいいます。
リーディングエッジの反対側なのでこの部分から着地させると

ザックリがありません。

このバウンスが地面に着地してリーディングエッジが接触して
いない状態ならばクラブは芝の上を滑って行きます。
この滑らせる打ち方をする時にバウンスを使うと言っています。

ではどうやってリーディングエッジではなく反対側のバウンス

から着地させるのでしょうか。

まず、ハンドレイトに構えます。
シャフトは前打席から見ると直角に立てます。
通常はリーディングエッジから入れてハンドファーストで打つ

ために、アドレスからハンドファーストで目標方向にクラブを

倒して構えます。

しかし、バウンスで滑らせる場合にはバウンスを先に地面に着

けておき、そこからテイクバックして、そこに戻します。

これは手とヘッドの位置関係で、最初からバウンスを地面に着

けておくとその位置関係に戻し易くなるからです。

ロブショットなど、高く上げる場合にもシャフトは立てて構え

てハンドレイトで打ちますが、この際に左手首を背屈にすると

さらにバウンスが使えるようになり、トリックショット的な高

い球が出るようになります。

これはバンカーなどのエクスプロージョンで打つ時にするヘッ

ドを走らせる振り方です。

ウエッジにはバウンス角があり、8 度以下は芝用、12 度以上は
砂用とされていますが、芝用は 4 度もあり、また 8 度でも砂か

ら打てますので、分けない人もいます。