ウエッジが刺さるのはなぜ?

ハンドレイトで構えてそこに戻すと刺さらない

Question

 

なぜ、ウェッジは、刺さるのでしょうか?

リーディングエッジから入れば、刺さるのは分かるのですが

プロの見てても、リーディングエッジから入っている様に見

えるのですが刺さっていません。

力で持って行ってるのでしょうか?

どうしたら刺さらないのかを教えて下さい。

 

Answer


ウエッジにはバウンスと言ってソールのリーディングエッジ

の裏に山があります。

このバウンスには角度があって、地面にぴたっと着地させて

ボールの下に入れるには 4 度くらいがせいぜいで、プロは削

って使っています。

 

12 度とかのバウンスのウエッジは砂に潜らないようにわざと

でっぱりを付けていますので、芝の上の球は打ち込まないと

芯まで届きません。

 

刺さると表現されていますが、質問者さんのご質問はどうす

るとダフらないかではないでしょうか?

 

その答えは 30 Y ほどのアプローチなら打ち込めるのですが、

それ以下だと打ち込むと飛び過ぎたり止まらないので祓い打

ちをします。

 

この場合はソールを滑らせると考えて下さい。

ハンドファーストインパクトするとリーディングエッジが

刺さりますので、ハンドレイトにしてバウンスから着地させ

るとか、ソールの全部を同時に着地させる事が出来れば刺さ

らずに滑ってくれます。

 

これはチップショットやピッチショットで両足をそろえてオ

ープンに構えた時に左手首を掌屈にすると打ち込み、背屈で

構えると滑らせてバウンスを使うと言うように分けてアドレ

スします。

 

チップショットでもハイの場合は球は左に置きますので、シ

ャフトは垂直の状態で構えて、その位置に戻すとほぼソール

は水平になって祓い打ちができます。

 

このように構えた時にすでにインパクトの状態を作ると、そ

こに戻すだけなので簡単でミスが少なくなります。

 

また、逆目がきつくてどうしてもつっかかる場合にはヘッド

の速度を上げて芝も一緒に刈りながら打ちます。

フロップショットやロブショットなどのポップアップ系で草

刈り打ショットで滑らせると言う方法です。

 

寄せの打ち方もショット同様に引き出しが必要ですので、経

験と感覚だけではなく、既に存在する効率の良い打法を習得

されると良いでしょう。