プロは朝の立ち上げ練習だけで 70 ～ 80 球
Question
24 歳社会人です.
先輩に練習すればするほど上手くなると言われ
たのですが、どのくらい練習するとどのくらい
上手くなるのでしょうか？
アメリカのプロなどは 1 週間で何球くらい練
習で打たれたのでしょうか？
Answer
昔のスター選手の名言です。
ハンディ３０の人はゴルフをおろそかにする。
ハンディ２０の人は家庭をおろそかにする。
ハンディ１０の人は仕事をおろそかにする。
ハンディ５以下の人は全てをおろそかにする。
ーー デイビッド・ロイド・ジョージ
ピンと来ないかと思いますので翻訳すると、片
手シングルになるには家庭も仕事も趣味や付き
合いも全てを犠牲にしないと成れませんよ、と
いう意味です。
私もアメリカ在住時にツアープロに習ったら同
じ事を言われました。
多角経営者で家族持ちに何を言うんだ、頭がお
かしいんじゃない？と思ったものですが、実際
にやってみたらその意味が解りました。
ただ、それだけではありませんでした。
何をどう練習するかで雲泥の差が出ます。
手探りで飛ばしの技を探っていても、球数で縦
距離を合わせようとしても限界があるのです。
番手間などは特に引き出しがないと、力加減で
はその日によって距離が定まりません。
飛ばしもスコアもまずは技術です。
世界最高峰の高等技術をどれだけ習得できるか
そしてどこまで定着させられるかで平均スコア
が決まるのです。
ただ、球数さえ打っていれば上達するという事
ではないという事も分かりました。
もちろん、技術を習っただけでもダメです。
それを使いこなす能力、ズレを治す診断力や修
正力、姿勢やスイング理論なども同時に身に着
ける事で、我流では王道を歩めない事も解りま
した。
動きを忘れない方法、ズレがすぐに分かる形、
球筋で調整する能力や矯正、身に付けるための
分解ドリル、練習量だけではなく内容や方法な
ど、ゴルフは目に見えない重要な要素がくらで
もあることを認識される事で、それらをどれだ
け習得できるかにプラス練習量が必要です。
プロになった人達は毎日 2 ~ 8 時間 10 年ほど
打っており、タイガーは 1000 コンタクトと言
って、パターや寄せなども入れて球には毎日そ
れだけコンタクトしていたそうです。
ただ、お遊びゴルファーは社交やゲームを楽し
む事が目的なので、上手くはならずとも楽しめ
ば良いと思います。
