Question
プロのスイングを参考にして練習したら、上手くなりま
すか?
Answer
当然ですが、どのプロを真似するか、またどこまで真似
できるかで結果が変わってきます。
ご存知のようにゴルフは再現性ですので、同じ事を何度
もやっていると定着してスコアが良くなります。
ただ、やり方によって飛距離が出なかったり、方向が悪
かったり、ミート率が悪いなど、それぞれに精度や効率
が違い事があります。
例えば、幼少期から遊びの中で覚えた再現性だけでプロ
になった人を真似るには、同じように幼少期から同じ遊
び方をして体得するしかありません。
ところが、効率の良い動作や飛距離の出るフォーム、そ
して基本となる基礎をしっかりと習ってプロになった人
であれば、その人の真似をすると最短で上手くなり、ミ
スも少なく、無意味な壁もない上達の道があります。
まず、真似ると言うのは動画を見て真似る事や、配信レ
ッスンなどの宣伝用プロモーションを見て真似る事にな
るのですが、実はそう簡単に真似る事ができない動作が
あります。
それは外から見ても分からない「力や張り」です。
動画で見れる形や動作は筋肉運動の結果であって、その
結果だけ真似てもそれらしき動作はできますが、同じで
はありません。
それが証拠に日本人選手の平均飛距離は欧米選手と比べ
るとかなりの差があります。
また、ヘッド速度を上げるにはそれなりのやり方があり、
その技術はどんな動作の効果なのかは YOU TUBE では習
得できないのです。
無駄に複雑なフォームで振っているプロのスイングを真
似るのではなく、どんな人でも間違いなく上手くなれる
教科書通りのメカニズムで振る事が大切で、しっかりと
そのノウハウを習得する必要があります。
まして、大人になってからゴルフを始めた人にとっては
幼少期の遊びの中から覚える感覚などは体得できず、逆
に具体的にどこの筋肉でいつ力を入れるかを教えてもら
った方が技術を把握し、理解し、納得しながら他人に教
える事すら出来るようになれるのです。
マキロイのフォームが知りたければ、それを教えられる
スイングコーチからこのメカニズムを習う事です。
習わずして同じスイングが出来た人を見た事は未だかつ
てありません。
しっかりと目指すプロのフォームを習得しましょう。