スイングの定着をイメトレで

    エアー、イメトレ、素振りで定着

Question

 

スイングを定着させる事がなかなか出来ず、日

替わりスイングになっています。

そこで、イメトレによる定着方法があると聞き

試しているのですが、クラブを持たず、エアー

スイングを頭でイメージするとなかなか上手く

イメージ出来ません。

(特にダウンスイング)そういうものですか?

 

Answer

 

ゴルフは再現性で、いかに動作を定着させるか

でスコアが決まります。

したがって、いかに効率良く定着させるかによ

って上達のスピードや度合いが変わります。

 

素振りもせず、やたらと球だけ打っている人が

いるのですが、違う動きで打っているとそれが

悪い癖となって抜けなくなります。

 

動作を潜在脳まで深く記憶させるには正しい動

きだけの反復が必要で、まずはなぞり、そして

スローの素振りから徐々に速度を上げて行き、

同じところにヘッドが落ちるようになって来て

初めて球打ちです。

 

イメージを作るにはプロの画像を目に焼き付け

る作業が一つの方法です。

憧れの選手の動画を見ている事で、その姿やリ

ズム、テンポなどを印象付けます。

 

このように、イメージとは目から入る情報によ

って刻まれる事が一つあり、もう一つは自分の

スイングによる感覚です。

 

これは自分自身のスイング中の感覚を記憶し、

それを思いだして定着させる方法で、再現性を

高めるのにとても役に立つのです。

 

ある程度動作が固まってきたら球打ちをして、

実際に自分でナイスショットをした時の感覚を

覚えておけばイメージとして蘇って来ます。

 

それによって実際に振らなくてもその感覚だけ

を再現することができるようになり、その効果

だけでも練習をした時のような効果があること

アメリカのスポーツ医学が証明しました。

 

イメトレやエアースイングは室内でも出来、毎

日する事が出来ます。

これが大きなメリットで動作を体に染み込ませ

る作業として大変効果的なのです。

 

ゴルフの練習でも練習場に行けない時には頭の

中でスイングしているのがこのイメトレで、具

体的にどの部位がどこにどれだけ動くのかと言

うメカニズムも記憶しておけばこのイメージが

簡単に浮かんできます。

 

感覚的な脳、潜在脳、数学的な動きの脳など、

あらゆる手を使って再現させる事で、動作組み

込みや改造時には球を打って定着させるだけで

はなく、イメトレによってもイメージや感覚を

思いだして頭の中で復習する事が大切です。