練習時間が取れない時には

仕事が忙しくても維持する事は可能

Question

 

現在私は 30 歳でスコアは比較的簡単なコース

で 80 ~ 90 です。

最近仕事等で練習の時間が取れなくなり、時間

が取れないなりのシンプルスイングや簡単なア

イアンに変えた方が良いのか悩み始めました。

現在のアイアンはハーフキャビティです。

 

Answer

 

練習ができない時期に心配なのは腕が落ちない

かと言う事かと思います。

せっかく積み上げた技能を失いたくないので悩

まれるかと思いますが心配ありません。

 

維持する方法はいくつかあります。

まず、仰るようにシンプル打法の練習ですがこ

れはハーフショットなどのコントロールショッ

トとして実践で使え、このコントロールショッ

トだけでもラウンドが出来ます。

 

この打法には基礎や基本動作が入っており、基

礎練習としてどっちみち常に練習していなけれ

ばならない打法です。

 

飛距離が出ないだけで、むしろ方向が良くなっ

てスコアが良くなったと言う人もいます。

また、上級以上の場合はフルショットだけでは

攻略が出来ないので、コントロールショットの

技能は必須で、これを極める事で平均 60 台も

夢ではありません。


仕事が忙しくて脳も体も疲れて練習する気にも

ならなくなったり、体力や意欲は十分にあるの

に時間がない時などはフラストレーションが溜

まりますが、このような時は番手間の縦距離を

極める練習や磯練習ができる良いチャンスだと

思えば前向きになれるかと思います。

 

そして、イメトレがとても効果的で実際の練習

をしなくても 8 割の効果があると言う論文が

出ています。

仕事で頭が疲れた時の気分転換やリラックス効

果もありますので、毎日トイレや電車の中でも

いつでも出来ますので動作確認や実際に打って

いる姿をイメージする事や、またプロの動画を

見て頭に焼き付けるなど体を使わない練習も沢

山あります。

 

鏡の前でボディーターンの練習によってフォー

ムの定着練習をする事も大切で、筋肉は衰えて

も神経系は動いていれば何とかなりますし、ま

た練習が出来るようになれば筋力はすぐに戻り

ます。

 

ゴルフ歴によっても違いますが、10 年あれば

1 年ほど完全にやらなくても忘れないのですが

2 - 3 年の歴だと 2 - 3 か月全く振らないと忘

れてしまうのですが、このような努力でかなり

維持する事が可能です。


週一回は練習場で実際に球を打てれば、上達や

改造は無理ですが現状維持は可能です。

パターや寄せは 2 週間休むと距離感が失われ

ますのでパターマットを使用したり、ジュウタ

ンの上でチップショットなどは出来ます。

 

アイアンはハーフキャビティーならそのままで

良いかと思います。

道具を替えるとスピン量などが違って、復帰し

た時に曲り具合や止まり具合が変わってしまう

と思います。

 

忙しい時期が過ぎたら存分に練習が出来るよう

なります。

ゴルフは忍耐ですので自己啓発を忘れずにその

日まで頑張って下さい。