モダンスイング 21

欧米打法の伝承

日本でまともなプロはいるの?

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欧米打法は中目黒CCの高橋塾で

 

Question

日本では変なスイングが独自進化していますが、まともな

考えを持ったプロやレッスンプロはいるのでしょうか?


Answer

なかなかレベルの高いご質問かと思います。

確かにガラ系打法が日本は多く、それにタイガーウッズ以

前の打法が主流になっているのが現状です。

 

まともな考えとはどのような論理を意味されるのかは分か

りませんが、恐らく現在の欧米打法の理論かと思います。

 

その理論はタイガー打法に凝縮されており、マキロイを始

めアダムスコット、ジャスティンローズ、ケプカ、ジェイ

ソンデイなどのタイガーチルドレン達に受け継がれ、その

打法がゴルフ界の最高傑作として現在欧米ツアーの主流と

なっています。

 

タイガーウッズがプロ参戦した 90 年代には、すでにそれ
に近い打法があり、ベンホーガン時代からのノウハウが詰

まった先人達の技術が結集していたのです。

 

欧米では数百年の歴史のあるゴルフは長年の間の先人達の

経験と知恵によって高度な理論が確立されています。

ちょうど、日本の武道のようなものです。

 

ところが、日本のゴルフは歴史が浅く、たまに来る外人選

手を見て真似をして、当時は動画もなく、理論書もなにも

ない時代にプロになった人達が我流で形を真似たものです。

 

その人達に教えてもらってツアープロやレッスンプロにな

った人達が現在の主流ですので、タイガー打法はまだ日本

には上陸していません。

 

ジャックニクラウス時代の理論と、ガラ系で手探りで探し

当てた方法などが多く、現在の欧米の理論とは違い、誰も

ができるような物ではなく、長年の試行錯誤が必要で、原

理や指導書などの理論書もありません。

 

したがって、タイガー打法を真似したくても見た目の形は

何とか似せる事が出来るのですが、正しい筋肉の使い方や

15種類ほどの飛ばしの技などは聞いた事すらないと言う

のが現状です。


その差は30年ほどあり、タイガー打法の存在すら正確に

解説されておらず、飛距離の出ない昔の打法で頑張ってい

るのです。

 

世界の技術は進化していており、より飛距離が出てよりバ

ラつきが少ない打法になっています。

ただ、あまりにもそれらの技術の難易度が高いため、アマ

チュアの方々には難しいかも知れません。

 

もし、質問者さんが世界に進出するプロを目指している方

でしたら、これらの技術の習得なしに行ってもレベルの違

いにガッカリするだけだと思いますので、プロテストの前

にそれらの技術を習得し、定着させて再現性を上げてから

にして下さい。