ソールに付着する緑の跡

片側に跡が付くのはライ角が合っていない

Question

 

練習マットの緑の跡がアイアンのソールに付き

ますが、その付き方でどう打っているか分かる

ものですか?


Answer

 

今は機械を使って実際のインパクトでライ角を

数値に出して見る事ができますが、その昔はそ

の緑のプラスティックが付着しているのを見て

判断していました。

 

ライ角とは 2 種類あります。

一つはクラブ自体のライ角、そしてもう一つは

自分が作るライ角です。

この 2 つが一致していないと真っ直ぐに飛びま

せん。

 

通常、アドレスで構えた時にトウ側が数ミリ浮

くように構えます。

これはハンドアップで打ったり、トウダウンし

たりする分だけアップライトにするのですが、

アドレス時で合わせるのではなく、インパク

時のライ角で調整する事が大切です。

 

工房でインパクトの画像が可視化されたり数字

に出る機械で測ってもらい、それでライ角調整

をしてもらえば良いのですが、その前にクラブ

のソールを見て判断が出来ます。

 

打つ瞬間にトウが浮いていると、いくらリーデ

ィングエッジがスクエアでも、フェイス面は左

を向いています。

これが原因で左に巻いて行く打球となり、芯を

外すと右にすっぽ抜け、真芯に当たると左にカ

ーブしてピンから離れて行きます。

 

ご自身のクラブのソールのどこにマットの跡が

付着しているかを確認してみてください。

両側に平均的に付着していれば大丈夫です。