力感のないスイングにしたい

腕や手は固めておくだけで体でスイングする


Question

 

ゴルフを始めて一年と少し経ちますが、突然スイングが分か

らなくなり崩れるというのが数ヶ月に一回あり困ってます

 

今回はテイクバックの手の動きからわからなくなり、下半身

との連動も崩れた挙句自分がどのように下半身から動かして

からすらわからなくなってしまいました

 

また、飛ばそうとしたせいで手が強く出てきてしまい、力感

を抜くの苦労してます

以前のような力感のないスイングに戻したいです

どうかお力添えお願いします


Answer

 

当たらないとどんどん力が入ってしまう事があります。

力みによってまた芯を外しての悪循環です。

ます、問題点が 3 つ考えられます。

 

1  体の動きを忘れた時にもどせない。
2  芯を外さない立ち上げをしていない
3  リズムとテンポを意識していない

 

これらをクリアする事で荒野の遠回りを阻止できます。

まず、力感がないスイングが以前には出来ていたようですが

力みに気が付いていなかったり、たまたま偶然に当たってい

てそれで良いと勘違いされていたかも知れません。

 

ところが、その体の動き、ボディーターンを意識できるよう

になってズレて当たらなくなった事で、これではダメだと感

じるようになった可能性は如何でしょうか?

 

まずはボディーターンによって手を使わずに体だけで打つ練

習が必要ですので、バンプ、ダンプ、ターンの基本から体重

移動と下半身始動をクラブを持たずにしっかりと練習して下

さい。

まずは基本動作を教科書通りに行い、手を使わなくてもしっ

かりと振れるようにしたら、素振りでタイミングを合わせ、

それから球打ちをします。

 

このボディーターンはどの部位がいつどの筋肉で動かすかな

どの具体的なメカニズムを意識レベルで記憶しておかないと

忘れた時に思い出せず、ズレた時に修正ができません。

 

今後も何度も忘れたりズレたりしますので、その度に自分で

治せるように無意識レベルだけではなく意識レベルでも記憶

しておき、両方の脳で持続させます。

 

そして立ち上げの際にチップショットの 5 Y 程度の寄せを 58

度のウェッジで打って真芯に当てます。

それが 3 発連続で真芯を捉えたら 10 Y の同じチップショッ

トで打って、また 3 連続で真芯に当たったら今度は 15 Y と

立ち上げの際に芯を外さない練習から入ります。

 

これでピッチショットで 30 Y、40 Y、50 Y、と飛距離を伸ば

し、芯を外したら外さなくなるまで反復です。

 

それが終わったらコントロールショットで同じ事をして、徐

々に長いクラブにしてからフルショットです。

これが普段の練習場での立ち上げ内容です。

 

そして、常に一定のリズムとテンポを打つ前に頭に浮かべ、

打つ感覚や打球の飛び具合などをイメージしながら一球ずつ

丁寧にしかも慎重に打ちます。


練習開始直後はいつもの速度ではなく、大げさにテンポを落

とし各クラブ 10 ~ 20 Y ショートする飛距離で立上げです。

練習の最後に番手表の飛距離がでていれば OK で最初からそ

の飛距離を出そうとしない事です。

 

質問者さんのように模索するのではなく、3 球目にはナイス

ショットが出るくらいすぐに調整ができる力を身に付ける事

で無駄球を打たずに好調を維持する事ができると思います。