手打ちの方が飛距離が出る

小さな筋肉で飛ばすとばらつく

Question

 

手打ちを治すためレッスンプロに指導して頂きました。

すると HS が極端に落ちました。

 

手打ちの時はHS45~48でしたが、手打ちを辞めたらHS

39~41 位になりました。

よって、飛距離も今はMAX 220 Yしか飛びません。

平均は 210 Y 位です。


私はウエイトトレーニングを趣味としており、体つきはマッ

チョな部類だと思います。

レッスンプロからは、腕力が異常に強いから、手打ちでも

250 Yくらい飛んでいるけど、腰を使えば、もっと飛距離は

出ると言われましたが、本当なのか疑心暗鬼になっており

ます。

 

腰を使ったスイングにしたところ、ミート率は確かに上がり

ましたが、手打ちよりも、腰を使った方がHSは出るのでしょ

うか?

 

どうぞ宜しくお願い致します。


Answer

 

筋肉は下半身が 7 割で、それに腹筋や背筋などを入れて打つ

のと、腕は恐らく 2 割くらいの筋肉なので、どちらが最終的

には飛ぶかを考えてみると良いかと思います。

腰を使った事で飛距離が落ちたとの事ですが、今までの手打

ちに腰を足したらどうでしょうか?

当然飛びますよね。

 

また、飛ばしの動作は腰だけではなく、左足の蹴り、右脚の

蹴り、腹筋による引き落とし、サイドベンドによる弓の張り

時間差によるムチ効果など、15 種類ほどの技がありますので

その全てを組み込めば現在の手打ちの 2 割に対して、8 割の

筋肉が使える事になります。

 

たまたま習ったレッスンの手始めが腰だっただけで、そこか

ら残りの技を教えてもらえるのか、それだけなのかそれは分

かりませんが、もしそれだけだったらほかに行く事です。

 

腰の使い方自体、まともにメカニズムを教えてくれるプロが

いるかどうか怪しいので、お尻の突き出しやヨジリ、腰引き

や開きヒップスライドや体重移動も総合的に組み込んだ腰の

使い方を習得すると手は何もしなくても飛距離は伸びます。

 

正しい腰の使い方をするだけで今の飛距離を超えますので、

習った動作はまだ不十分な事やそこに意識が集中してほかが

疎かになったり雑になって飛ばなくなったのでしょう。

 

まず、ゴルフは思ったところに何度も落とせると言う再現性

を高める事でフォームが出来ています。

筋肉で飛ばすと確かに飛びますが、ミスが出易く OB などの

大怪我をする事がありますので、より多くの部位を使って手

や腕の小さな筋肉で飛ばそうとせず、もっと大きな筋肉で飛

距離を出し、手や腕は固めておいて余計な操作をせずにより

ミート率を上げる事が大切です。

 

2割の筋肉でいくら思い切り振ってもブレるだけで安定しま

せんので、全身の筋肉で振るフォームを習得しましょう。